四国歩き遍路 女一人旅 in 2016

1978年生まれの38歳、独身。ソウル→バルセロナ在住を経て現在日本に帰国中。2016年9月から念願だったお遍路さんに行ってまいります!うるう年ですが初挑戦なので順打ちで行います。

四国歩き遍路 第7日目(9月15日) 〜聞いてないよ!アップダウンアップダウン

おす!おら悟空!

 

この日はですね、一言でいうと「↗︎↘︎↗︎↘︎↗︎↘︎→」…ですね。うん。

 

以上です!おやすみー☆

 

 

楽勝鶴林寺

なーんてな。まぁ、まずはこれを見てくれ給え。

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これは私がAmazonで購入した歩き遍路のガイドブック電子書籍である。

 

赤線の部分「最後の急勾配は焼山寺の道よりもきつい」…恐ろしいことをサラリと言ってくれるじゃないですか。

 

おかげで前日の汚宿「金子や」で寝る時からドキドキ。あの焼山寺よりきつい、しかも明日は雨が降るかも…ということは、滑る!!

 

実際、朝「金子や」を出発したと同時に雨が降り始めたため途中までポンチョを被って登山。でも道自体が焼山寺の道よりもだいぶ整理されてて(焼山寺の道はわざと昔のまま残してあるような感じで超登りにくい)、そんなに滑るような事もなく、結局最後まで焼山寺の遍路ころがしを超える難所などなく(個人比)登頂。肩透かし!

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楽勝の笑み!

 

聞いてないよ太龍寺

21番太龍寺鶴林寺の隣の山頂にある。つまり、一度ちょっと下りてまた登ると。これもガイドブックに「気を抜くと転がりそうな急斜面」と書いてあったが、先ほどの鶴林寺のように「焼山寺以上に」などとは書かれてないので

 

焼山寺を乗り越えた私に出来ないことなどな〜い!!

 

と変に自信をつけた私の意識にはあまり残ってなかった。「つまり、ちょっと下りて登りゃいいんでしょ」くらいに思ってた…

 

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鶴林寺から下りる道いきなりどーん

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写真だと伝わりにくい急斜面。後で聞いたら、鶴林寺を下りる道はなるべく一人で行かないよう警告が出ていたらしい…良かった、転がり落ちないで…

 

急斜面を下りた後は大きな橋に出る。鶴林寺のある山と、太龍寺の山を分ける川に架かる橋だ。

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雄大な自然!

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綺麗な小川の横をルンルン通ってたら…

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 山の登り口に来た!

 

しかし、先ほども言ったように「12番焼山寺を乗り越えた私に〜」と驕り高ぶっていた私は「はいはい、じゃあいっちょやったりますか〜!」ってな感じで登り始めたのだが…

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行けども行けども続く階段!エンドレス・ステップ!!!

 

焼山寺のように足元が悪くほぼロッククライミング!的な道ではないのだが、この木の階段がくねくねと、くねくねくねとずっとずっとずーーーっと続くのだ。

 

太龍寺…恐るべし。(しかし本当に恐るべきはこの後だったことは、この時点では知る由もない)

 

落ちても自己責任の道

太龍寺の山から下りる方法は、普通に山道を歩いて下りる方法と、ロープウェイに乗って下りる方法がある。ロープウェイで下りた先がけっこう離れているので結局同じくらい歩かねばならず、歩き遍路でも一応「ズルをした」とはならない…とされている(という話をどこかで聞いた気がする。嘘かもしれません)。

 

太龍寺からは鹿児島のナナちゃんという大学生の女の子と一緒になったのだが、2人でロープウェイにしようか、歩こうかと迷っていたら、太龍寺の納経堂のおじさんが「新しく遍路道に認定された『いわや道』がいいよ。弘法大師の像も近くで見れるし」というので、じゃあ…という感じでいわや道へ。

 

右側にずっと石の仏像が並ぶ山道を進んでいくと、2〜30分ほどで弘法大師の像にぶち当たった。

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大師様の後ろ姿。お、お大師様ぁ〜!!

 

実際に弘法大師がこの山で修業をしたらしく、その姿を像にしたらしいです。ロープウェイからだと正面から見えるのかな?でも近くで見られるのはいわや道ならではです。

 

無事お大師様の後ろ姿を写真に収め、歩くこと10数分…

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な、なんだこれ。聞いてないぞ…

 

ナナちゃんが「あ!この道もしかして…」とスマホを取り出すと「やっぱり。他の人のブログに『高所恐怖症の人は注意、道が狭くて怖い』って書いてます。」

 

…私、高所恐怖症なのだが…しかしここまで来て引き返すわけにもいかない。覚悟を決めて2人でいわや道を進んだ!

 

最後まで結局落ちることはなかったが、冷や汗はたっぷりと、そして心臓バクバク(怖さで)の道でした…たとえばこんな道とか

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右側にロープがあり掴まりながら下りる、左は崖

 

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どっからどう登れば正解なのかいまいち分からない道とか

 

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写真じゃいまいち伝わりにくい急斜面、左にロープあるけど使えない。一段が大きすぎて怖い。

 

この日の朝は雨だったので、下りはけっこう滑りやすくて本当にヒヤヒヤしました。山道慣れてない2人だったので、どっちが落ちても全然おかしくなかった。道がほとんどなく、単なる斜面(しかも小石だらけでズザザーッといきそうな)の山道もありました。

 

やっといわや道が終わり一度町に出て、そこから再び峠越え(今までに比べたら楽な峠、しかしすでに足がプルプルなのでキツイ)、やっと麓に着きそこから歩いて30分で22番平等寺へ。

 

さざん〜かのぉ〜宿〜♪

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平等寺の前で。笑顔だが本当は余力1%くらい。

 

宿は平等寺のすぐ隣りの「民宿 山茶花」を取っておいたので、平等寺の納経をさっさと終えて、ナナちゃんと2人でペンギン歩きでお隣へ。(毎回なぜか宿直前になると気が抜けて足の痛さが一気にピークになる不思議…)

 

ところが「喫茶 山茶花」はあるのだが、宿の入り口がない。周りをグルグルする私達…一刻も早く靴を脱いで部屋で寝転がりたいのに!!

 

結局「喫茶 山茶花」から中に入ると、そこが「民宿 山茶花」だった。

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 そして「喫茶」としては今は営業してないらしいです。ズコー!!

 

1泊2食で6500円。お風呂もお掃除が行き届いてる感じで良かったです。トイレがちょっと古かったけどね、でも全然大丈夫。

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お刺身が美味しかった!

 

そしてこの日はあまりの疲れに、9時に就寝。次の日の朝6時までバッチリぐっすり寝ました!

 

まとめ

「感動が薄れる」という理由で他の人のブログをあまり読み込んでなかった私…

 

確かに「聞いてねえよ!!」という驚きも感動のひとつだとすれば、今回の旅は本当に感動だらけです♡

 

これからも、いくつの「聞いてねえよ!!」が得られるんでしょうか?乞うご期待!!!

 

これから歩き遍路に出られる方のための注意点 

  1. 鶴林寺手前で宿泊された方(金子や、もしくはふれあいの里さかもと、など)なら、鶴林寺に登るのはそんなに辛くないと思います。朝イチで元気がありますし、道は焼山寺に比べて舗装されてますので登りやすいです。
  2. 太龍寺への登り道、キツイです。階段エンドレスです。まだあるかまだあるかって感じです。そして「やったー山門!」ってなってから更に上り坂と階段があるので喜ぶのは早いです。
  3. 太龍寺からの下り、いわや道を選んだ人…山道に慣れてない人は十分気をつけましょう。1人では行かない方がいい(落ちた時助けを呼ぶため)。ちなみに午後2時以降は立入禁止です。
  4. 「民宿 山茶花」の入り口は「喫茶 山茶花」です。ちなみに現在、喫茶としての営業はされてません。

 

以上!台風来るかな〜台風来そうだなぁ〜やだなやだなぁ〜〜(´・_・`)

 

この日の英語ビデオブログ


Shikoku Henro (pilgrimage) ~Mysterious bamboo forest -15.Sep.2016 -Izumislife vlog!