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四国歩き遍路 女一人旅 in 2016

1978年生まれの38歳、独身。ソウル→バルセロナ在住を経て現在日本に帰国中。2016年9月から念願だったお遍路さんに行ってまいります!うるう年ですが初挑戦なので順打ちで行います。

四国歩き遍路 第14日目(9月23日) 〜龍馬様、今、会いに行きます♡

ついに、ついに、ついに!この日がやってきた!!!

 

4年前に青春18きっぷで一人旅をしたときは時間がなく、高知駅に降り立ち桂浜の方向を向いて

 

「龍馬さまぁぁあああ!!!!!」

 

と叫ぶだけに終わったが、今回はついについに、会いに行けるのだ!!!

 

しかし事前にスケジュールを立てる際に調べたところ、そんなに見るところもない観光だけするには時間がもったいないので、午前中は遍路でお寺を回り、午後から高知観光をすることにした。

 

そして最後はひろめ市場で大喧嘩…(いや、これは私が悪いんだけど)

 

でわー!いってみよっっ!!!

 

 

バス停がない!

前日、30番善楽寺まで行ってギブし、バスに乗って高知市内まで帰ってきたので、朝はまたバスに乗って善楽寺まで行き、そこから始めなければならない。前日は3人だったこともあり高知駅でバスを降りたのだが、Googleマップで調べると私が泊まっていた「グリーンリッチホテル」の目の前のバス停から30番善楽寺行きのバスに乗れることが分かった。なんとラッキー!

 

Googleマップ上で見ると本当にホテルの目の前なので、前日バス停の位置を確認せずにいたのが間違いだった。バスの出発5分前にホテルを出たのだが、目の前にあるはずのバス停が…

 

ない!!!Googleマップあるある。

 

周りを見渡してもない。やばい。時間がない。次のバスは30分後。予定が狂う。観光できなくなる。横綱の土俵入りに間に合わなくなる!!!(←後で話します)

 

急いでホテルに駆け戻り、フロントの人に「あのっ、ば、バス停がホテルの前にあるはずなんですけど、どどどこですかっっ!時間がないんでっ!もうバス来ちゃうんですけどっ!ば、バス停がっ!!」と、おしっこ漏れちゃう人みたいに聞いたら

 

「え~?バス停??…そんなのあったっけなぁ…何で見たの?地図?その地図ちょっと見せて」とか悠長なこと言い出すので(こいつ状況理解してねぇな!)とイライラしながら「あの、あと1分でバス来ちゃうんですよ!それ逃すと30分後なんです!!」と言うと、奥から別の人が出てきて

 

「橋を渡ったところにバス停があるから、そっちじゃない?」と教えてくれた。急いで「どっちの方向ですか?」と聞くと、「こっちこっち」と外に出てくれる。ついて行くと、なんとちょうどエレベーターから出てきた中山さんと遭遇!

 

中山さんが「おはよ…」と言いかけたところで「すいません、急いでるんで!」と、これまでの恩(?)を全て忘れ去ったかのようなクソ塩対応する私。いやマジでそれどころじゃなかったんですって!(だから横綱の土俵入りがね…)

 

ホテルの人が教えてくれたバス停は徒歩2~3分のところにあって、そこまで猛ダッシュ!なんとかバスにギリギリ間に合った。ふぅ~~~、良かった!!!このことで、バス停の位置は事前にチェックする、地図上でしか確認できないときはギリギリの時間に行かない、ということを学びました。こうやって大人になっていくのね。

 

ちなみに中山さんにはバスの中から謝罪と弁明のメールを送っておきました。そりゃそうだろう。あれが最後だったら酷いわ。

 

分かりづらーい竹林寺

無事にバスで善楽寺まで戻り、昨日は体力がなくてお参りできなかった善楽寺横にある土佐神社にお参りしてから、今日も歩き遍路スタート!

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朝だから誰もいなかった。と思ったら出ていくときに小さいおばあちゃんがいつの間にかいて死ぬほどビックリした。挨拶したら「朝から偉いねぇ~」と言われた。

 

高知市郊外の道をずっと歩き(これくらいの郊外が一番歩きやすい。田舎道だと山ばっかりで飽きるし、市内や住宅街だと道が狭くて車ビュンビュンだから怖いし)1時間ちょっとで31番竹林寺の登り口まで来た。竹林寺は小高い山の上にあるのだ。

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途中で見た路面電車。可愛いなぁ。

 

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人ん家の裏庭みたいなところを通る遍路道はけっこういっぱいある。この道を外国人の不審者お遍路さんがぞろぞろ通るのかと思ったらちょっと笑える。

 

竹林寺がある山は植物園にもなっていて、というかどちらかというと植物園の方がメインな感じで、標識も植物園のものばかりだし、その中を「すいませーん」と歩き遍路が通らせてもらっている、という感じ。

 

だいたいお遍路さんの中でも歩き遍路はマイナーだ。ほとんどは車遍路かバスツアーの団体遍路だもん。しかし、その分お寺の納経所なんかでは「歩きなの?まぁ~えらいねぇ!」と言われることが多くエヘンエヘンなのだが。(←龍馬を意識。ちなみに「えらいねぇ」というのはもしかしたら「偉い」じゃなくて「大変だね~」と言われていたのかもしれないと後で気づいた。褒められてたわけでは…ないのか…な?)

 

とにもかくにも草ぼうぼうの「こりゃ植物園の怠慢なのか、それともこういう自然を意識した方針なのか分からん」道を登りやっと上に着くも、竹林寺がどこなのかさーっぱり分からない。前日、中山さんから「竹林寺に行くときに迷った」という話を聞いていたから気をつけて標識を見ていたつもりなのだが、それでも分からない。

 

仕方がないので人に聞く。朝なのであまり人がいない。ようやく職員の人がいたので聞いてみると「そこの道です」と指さす。見ると公衆トイレのような小さな小屋の横の狭い道の入り口に「竹林寺→」と標識がある。(写真なくてすいません…)ここかいっ!!その小屋の後ろを通って、人ん家の勝手口みたいな裏門を通ってやっと竹林寺の入口に出た。あ、歩き遍路、ほんとバカにされてるわぁ…

 

しかし、ようやく辿りついた竹林寺は、それはそれは美しいお寺でした。お庭がすごくきれい。

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入り口には美しい日本庭園

 

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緑と石の階段とお遍路さんは、合う。

 

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竹林寺の有名な五重塔。ポストカードみたい。

 

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さすが植物園の中にあるお寺だけのことはある。

 

あとこの竹林寺はなぜか「羊羹」のお土産が有名らしいので知り合いに送ろうと5本入を買ったんだけど、これがまぁ重い!しかもこの日は忙しくて郵便局に寄れず、翌日から週末、そして週明けには忘れててずっとリュックの奥に入れてたからすんごい重かった…買ったらすぐに送るのが正解です。

 

武市半平太先生の生家へ

竹林寺からまた遍路道(=山道)を下りていく。遍路道の入り口で、前を歩いていたバス遍路の人達が「歩きだとこんな所行くんだ〜絶対ムリ〜!」と騒いでいる中、重いリュックを背負いガシガシ下りて行く38歳女一人旅。そうだよね、私だって「こんなとこ無理だろ!クソッ!!」って毒づきながら下りてんだもん。でもね…

この道しかないんだもの。(と、この時は思っていた。車道を行く選択もあるのに。馬鹿ですね〜)

 

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ちなみに竹林寺から下りる山道。遍路道はこういう「石の滑り台」的道が多いです。めっちゃ滑りやすいの、わざとか?と思うくらい。でも、こういう風に石でカバーしないと雨で道がだんだんえぐれたり、変わっていってしまうらしい。ま、この写真のような場合は石の上を歩かず脇の土の坂部分を下りていきます。

 

ヤブ蚊だらけの「石の滑り台」道を下りて、ようやく再び舗装路へ。やっぱ舗装路はいいわ。アスファルトで足の裏が痛くなっても、ヤブ蚊や蜂に襲われたり、石で滑って足捻ったりするより全然マシだもの。

 

どんどん進むと、遍路ルート沿いに現れた標識。

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土佐勤王党の盟主、悲運の侍、武市半平太先生の旧宅と墓です。これは寄らねばね。遍路ルート沿いだし!

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旧宅の方は今も民家として使われているので、見学したい場合は声をかけると見せてくれることもあるらしい。私は時間がなかったので外からお写真だけ…

 

というか、この武市半平太の旧宅に向かう坂道を昔龍馬も登ったのかもしれない。この門の前で「武市先生〜!」と龍馬が呼んだのかもしれない…と思うとそっちの方が興奮した。すみません武市先生。

 

そしてお隣の武市半平太記念館へ。

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無人記念館です。入場料100円を箱に入れます。に、日本!外国なら箱ごと無くなるよ、一瞬で。

 

武田先生の悲運の人生に心を馳せながら記念館を後にする。ちなみにもっと階段を上がったとこにあったお墓は、時間とヤブ蚊の関係で割愛させて頂きました。でもまぁ、記念館の奥にあった瑞山神社に手は合わせたから良しとしよう。

 

ついに奥の手を使う!

武市半平太記念館を後にし、次の32番禅師峰寺へ向かう。天気もいいし、午後桂浜で龍馬様(の像)の良い写真が撮れそうだな〜とウキウキ鼻歌まじりに歩きながら、Googleマップで残りの歩き時間を調べてみると…

 

このまま行ったら確実に横綱土俵入りに間に合わないことが判明!ヤバい!!

 

さっきから横綱横綱言ってますが、実はこれ、土佐犬横綱土俵入りのことなんです。土佐犬のテーマパーク、その名もとさいぬパーク」が桂浜横にあり、その中で行われる横綱土俵入り&子犬ふれあいツアーが午後3時から。その前に龍馬記念館に行かなきゃだから、最低でも2時前には着きたい。禅師峰寺から龍馬記念館までは徒歩1時間半。このまま行くと禅師峰寺を出るのは12時半過ぎ…

 

龍馬記念館で過ごす時間が短くなってしまう!それは嫌!!よし、

 

 

タクシーに乗ろう。

 

 

そして明日の朝またタクシーで同じポイントに戻ってきて歩き直せばいい、それだけだ。

 

ちなみに、この日K太も一緒に観光をする予定で、朝メールしたら「今日は遍路休むので、観光するとき連絡ください」とのこと。K太は桂浜近くのキャンプ場で野宿しているので、禅師峰寺に向かう途中にK太に電話し、2時前に龍馬記念館の前で!と伝えようとすると、あの後気が変わりやっぱり遍路で歩いているという。しかも私より前を!(実はルンルン気分で歌いながら行ってたら道を間違えて遠回りしていた。その隙に抜かされたらしい…)

 

禅師峰寺直前でK太と会い、その後桂浜までの道を歩けるところまで歩く(遍路ルートは桂浜方面なので)。もういよいよタクシーに乗らないと間に合わないというところで、道沿いにあるハワイアンレストラン?的なお店に入りタクシーを1台呼んだ(道に全然タクシーが通ってないので)。

 

待ってる間にハワイアンレストランでアイスを購入。何も買わないと悪い気がして…こういうとこ小心なんだよな…でも、やってきた(エアコンの効いた)タクシーの中で食べたアイスクリームは最高の味だった!!現代人に戻った気がした。

 

エアコンの効いた車の中でアイスを食べることなんて現代の日常の中ではかなり普通のことなんだけど、よくよく考えてみるとそれってやっぱり凄いことなんですよ。昔のお遍路さんからしたらそれこそが天国!極楽浄土ここにあり!!って感じだろうなぁ。昔苦労したお遍路さん達には今、天国でエアコン効いた部屋でアイス食ってて欲しいわ、ほんと。

 

龍馬記念館…ん…えっと…

タクシーの運転手さんと龍馬について語りながら(運転手さんのひいお爺さん?が龍馬の生家のすぐ近くに住んでたとか、坂本家は今ほとんど北海道にいるらしいとか)あっという間に龍馬記念館へ!ついに…ついに来た!龍馬記念館!!

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龍馬様に会えてテンション上がりすぎている38歳独身一人旅の女。BGMはファントムでplease。

 

早速中に入って見学したんですが………

 

うーん…えっとぉ…あのぉ……

 

基本、龍馬の手紙(しかも複製)の展示しかねぇ!!!

 

やる気あんのかゴラァ龍馬記念館!!

(΄◉◞౪◟◉`)……

 

もっとこう、本人の着てた服とか、持ってた物とか、何かしらモノホンの、本人が実際に触った物とかを期待してたんスよ!!!手紙だって、まぁ本物展示するわけにはいかんのかもしれないけども、複製置かれたって今の時代ネットでたいてい見れるしね。

 

手紙以外の展示物はまぁ、武田鉄矢がナレーターを務める龍馬の人生解説ビデオとか、龍馬関連の本を集めた図書館とか(読む時間ある??)…あとは龍馬に関わった人物の解説とか(これもネットで見れるしなぁ)、龍馬と中岡慎太郎が暗殺された近江屋の部屋を再現したものとか…くらいかな。

 

とにかく、期待していただけに余計ガッカリでした。龍馬が実際に使ってた物や服を見れる施設はないんですかね…でもまぁ、手紙の解説は龍馬記念館でしか読めないものだと思うので、それは面白かったかな。

 

うろ覚えだけど解説の中で坂本龍馬について、問題の解決に安易にテロや殺人に走ることなく、また窮地に陥っても最後まで諦めることなく、助かる方法を探すべく冷静に行動ができる人間だと書いてあって、そうだ!だから私は龍馬がすごく好きなんだ、と思った。そして同じ理由で新撰組は好きではない。

 

というわけで武田鉄矢のナレーションの声に見送られ、龍馬記念館を後にした。次はいよいよ…

 

横綱ケンリュウ號とご対面!

龍馬記念館から徒歩15分、土佐犬のテーマパークその名も「とさいぬパーク」の入り口はなんと外国人観光客がたむろするお土産屋の中にあった(分かりづらい!)。

 

入場料700円(横綱とツーショット写真券300円で計1000円)を支払い、係りのお姉さんについて行く。とさいぬパークに入った途端漂ってくる犬臭。あぁ…懐かしい…

 

そして横綱との対面のため闘犬場に入る。

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本物の闘犬場。犬臭半端ないス。

 

ちなみに客は私とK太も含め10人ほど。みんな犬好きって感じ。係りのお姉さん(ぽっちゃり目)の棒読みな説明を聞きながら横綱の登場を待つ私たち。そしてついに!

 

仁義なき闘いのテーマが流れる中w 横綱ケンリュウ號登場!!

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パラパ~ン、パラパ~~ン!(仁義なき闘いのテーマ)

 

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化粧まわしを装着される横綱

 

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照明が点き接写が許される。実際見るとものすごく大きい。顔の傷跡がこれまでの闘いを物語る。

 

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係りの方と。ちなみに飼い主ではないそう。横綱は何頭かおり、担当日には飼い主とともに出勤されるそうだ。

 

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ひじの後ろの黒いこぶが見えますか?これは床ずれなんだそう…こういうのを見ると、人間の都合で勝手に交配させられてきたつけを結局犬が負担している気がして気が重くなる…

 

正直、今でも闘犬が行われているとは知らず、闘犬は動物愛護的観点からとっくの昔に廃止されているものだと勝手に思い込んで行ったですが、今でもまだまだ行われていると知ってちょっと悲しくなりました。(闘犬愛好家は九州に多いとか…ハァ) 「横綱土俵入り」というのも、とさいぬパークがやっている単なるイベントかと思ったら、ガチで闘犬の世界での横綱だったんですね…

 

土佐犬は、日本犬の一種である四国犬に、ヨーロッパのブルドッグ、マスティフ、グレートデンなどを交配させ闘犬用に作られた犬種で、性格は勇敢で大胆、飼い主には忠実だが、見知らぬ者に対しては警戒心や闘争心を見せることもあるとのこと。

 

犬好きなので何も考えず来てしまったが、思わずまだ続く闘犬の歴史を知らされ複雑な気持ちになる私…しかししっかりツーショット写真は撮る!w 

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係りの人が写真撮るとき、ケンリュウ號が別のところを見ていると「マル!マル!」と呼んでいるのがツボに入った。普段の名前は「マル」らしいww

 

その後、お待ちかねの子犬ふれあいタイムに移行。子犬たちが待つ部屋に移動する。

 

これも、もっと子犬たちが放し飼いの中にわらわら入っていけるのかな?(猫カフェみたいな感じで)と思いきや係りの人が1匹だけを檻から出し、その子犬を腕の中に抱いたまま「はい!触っていいですよー」というもの……

 

いや、腕に抱かれて動けない子犬のお尻ペタペタ触っても全然楽しくない!!!

 

他の犬好きの方も当然ちょっと触ってその場を離れる…仕方がないので檻の中にいる別の子犬たちを見学…

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この子は確か5ヶ月くらい。でもすごく大きい。

 

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真っ黒な土佐犬もいる。

 

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9ヶ月のこの子はさすがにガラスの部屋に入れられている。(人間の)子供がその前をうろちょろすると、狩猟本能を刺激されるのかスッと立ち上がるのがちょっと怖かった。

 

触らせてもらえた子犬は3ヶ月の子でまだ小さかったんだけど、同じ檻にいる兄弟犬との喧嘩ですでに生傷がたくさんあったり、タオルで遊ばせると口に加えた後に頭をブルブルと振る(この行動は狩った動物を確実に殺すためのもので、その犬の攻撃性が高いことを示す)など、子犬ながらやはり闘争本能が強い犬種なんだなぁと思わせました。これは飼い主がよほどきちんと躾をしないと事故が起こりやすいと思います。近所にいたら正直嫌です(飼い主によるけど)。

 

龍馬に(サクッと)会う in 桂浜

とさいぬパークを出て、素敵な「龍馬の店」と「レストまっむら」を外から(のみ)見学したり

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「レスト」って名前がついてるとこ高知ではよく見る、そして大抵つぶれている。

 

400円も出して黒糖大吟醸ソフトを買ったり

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普通のソフトクリームとの違いが全く見出せず!!高知にやられっぱなし!

 

そんなこんなでダラダラと桂浜方面に歩く。途中、人がたくさん集まっている広場に出る。ここか?龍馬が近いのか??(実はちょっと迷っていた) しかし、その人たちは皆一様にスマホを見ている。そしてスマホの画面を凝視しながらウロウロしたり、座ったりしている…こ、これが噂のポケモンGOか!ちょっと怖かった。

 

そんなポケモンGOゾンビゾーンを抜けて、いよいよ龍馬像へ。そして…

 

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どーん!!

 

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どどーーん!!

 

ついに会えた~~~!!!!!龍馬さまぁぁぁああああああ!!!!!!!

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私的に最高の敬意を表す頭上お抱え写真。こんなスッピンぼさぼさ頭&スウェット姿なのが悔やまれる…やっぱり着物姿で再度訪れなくては!リベンジを決意!!

 

ぶち切れ in ひろめ市場

無事に龍馬様にも会って高知観光を終えた私とK太(というかK太は私に付き合わされただけのような…)。宿は桂浜の民宿まさごを取っていたので、そこに荷物を置いてバスで再び高知市内へ向かう。

 

そしてまずは坂本龍馬の生誕の地へ。もう暗くなりかけていたが「ここで龍馬が生まれたのか!この道を龍馬が歩いていたんだ!」と思うとやっぱり興奮した。

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今では石碑しか残っていない。でもこんな高知市の中心地に生家があったなんて、やっぱり裕福な家庭だったからかなぁと思った。

 

そこから歩いてひろめ市場へ。その途中、武市瑞山先生殉節之地に立ち寄る。

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誰も為しえなかったと言われてきた三文字割腹の法を用いて切腹したという。どれだけ無念だっただろう…ご冥福をお祈りいたします…

 

そして2日連続のひろめ市場へ!!

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この日は初めて、カツオの塩タタキ(タレじゃなく)を食す!しかし、ここの食べ物の美味さはやっぱり雰囲気で5割増されてると思う…

 

ご馳走(と場の雰囲気)に再びテンションが上がる私。ビールも進む!今日1日一緒に観光していながら影の薄かったK太も、酒が入ってちょっと雰囲気が緩んだようだ。

 

数日前から一緒に歩いている、同じ九州北部出身のK太34歳。私はこの男に対して、またいつもの悪い癖である

 

「なんとかしてやりたい病」

 

を発症していた。これは本当に、私の悪い悪い癖なのである。人を助けるふりをして結局は自己満足したいだけの、意地汚く弱い心の表れなんである。

 

とにかく私はこの飲みを機会に、この他人に対して非常に臆病な、それでいて無口でいることやクールに振る舞うことで自分を大きく見せたがる、その実は単に人と対峙することや人と関わること、本当の自分を見せることを非常に恐れているこの男の本心を聞き出し、よきアドバイスでも下してやろうと← (まぁそれは半分は冗談で、面白い議論でもできたらいいなと)

 

確か「なぜ歩き遍路を始めたか」というテーマだったと思うが、K太が理由を少し言いよどんでいるのを「いいからいいから!」と半ば強引に話をさせていたのだが

 

詳細はK太のためにも控えるが、饒舌に語りだしたK太の話の内容のあまりの勘違いぶりに段々と「これはどういう風に『それは違うよ』ということを伝えればよいのか」と考えるようになり、いきなりドーンと「YOU ARE WRONG!!」と言うのもアレなので、とりあえず「でもさ考えてみて。こういう場合はどうなる?おかしいでしょ?(ということは、君の考えてることは結局筋が通ってないということなんだよ)」と気づかせようとしたのだが(←何様)

 

それに返ってくる答えもひたすらトンチンカンで、あ、これ想像以上に考えがひねくれちゃってるな…これはちょっとやそっとじゃ無理だな、年齢も34だしなぁ…と思っている最中にもどんどんと饒舌になるK太。内容はひねくれた頭のおかしな、要するにオカルト的な、気が体に充満すればできないことはない的な、そしてその感覚はどんなドラッグよりも気持ちがよく自分がまるでマザーテレサになったかのような気持ちになる…

 

 

 

 

とK太が発言したところで私の堪忍袋の緒が切れてバーーーーーーーーーーン!!!(と立ち上がり)

 

 

 

マザーテレサって言った?お前今マザーテレサって言ったな?お前なんかとマザーテレサを簡単に比べるんじゃねぇよ!!!お前はマザーテレサがどんだけの事をした人か知ってんのかあぁぁぁあっ!???

 

 

 

 

 

…in たくさん人で賑わうひろめ市場……

 

 

 

 

 

すみません…ひろめ市場で楽しいひと時を過ごしていた周りの人たち、本当にすみません。

 

っていうかその前に…

 

 

マザーテレサさん、汚い言葉使ってごめんなさい!!!!!!

(´;ω;`)

 

 

で、K太はもちろん呆然としてたんですが、涙目になりながら「(マザーテレサがどんな事した人か)よく知らないっすよ!」と反撃(?)してきたので「知らないんなら仕方ないけど、簡単にその人と自分を比べるなよ!すごい人なんだから」と言って仲直りしました…バカだ。バカ2人だ…

 

ムカデとランデブー

桂浜まで戻る最終バスはもうなかったので、その近くまで行くバスに乗った私たち。到着後、桂浜まで歩こうとするも道が暗いしどっちへ行っていいのかよく分からない。

 

K太が、ちょうど横に止まった原付の男性に桂浜までの道を聞いたところ「桂浜までけっこう道が複雑なんだよね~けっこう歩くし…俺、近くに住んでるから、ここで待ってて。今、車で送ってあげるから」と言ってくれて、数分後、本当に車で迎えにきてくれた!(四国の人って本当にこういうとこ…すごい優しい!!)

 

名前をOさんといい、お子さんが3人いらっしゃるらしい。子供のためにダブルワークをしているので、夜が遅くなるのだそうだ…それなのに私たちまで無償で送ってくれて…本当に偉い!私たちなんて単に自己満足のために四国をぶらぶら歩いてるだけなのに!!こういう人こそ、こういう表には出ないかもしれないけど家族のために一生懸命に働いてる人こそ、本当に本当に修行をしている人だ。頭が下がる!

 

民宿まさごに着いたのはもう11時近く。もう他の宿泊客は寝ているみたいだし、私もさっさとお風呂に入って寝なければ…と風呂に入り、脱衣所で体を拭いていると、いきなり後ろのドアが開いた!

 

「キャッ!」と自分でも意外と高い声が出てしまった。タオルで前だけ隠す!驚いた顔のおじいちゃん、しかし目が合ってすぐドアを閉めたので体は見られてないと思う。すまん、おじいちゃん…他の客はみんな寝てると思って、脱衣所のカギをかけ忘れてたよ!!

 

自分の部屋に入り、パジャマに着替え、明日の準備をして布団に入る。電気を消そうとしたところ、布団の足元に黒くて細長いものが落ちている…なんだろ……

 

 

 

 

 

 

 

 

むむむむむかでーーーーーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

急いでティッシュを5枚くらい取りサッと掴む。ティッシュごと握り潰し、体重をかけて潰す、潰す、潰す、潰す、潰す(×50回くらい)…

 

どうしよう…ムカデがいる部屋で寝れない…でもここで寝なきゃ、もう行くところがない…

 

いつも部屋に着くとスプレーしている「24時間蚊が来ないスプレー」を念のためもう一度して、キャミソールに短パンだったパジャマを、長袖長ズボンに靴下、シャツの裾はパンツの中、ズボンの裾は靴下の中に入れ、ウィンドブレーカーを頭までかぶり、手をすくめ、顔部分は手ぬぐいで覆い、ミイラのように直立不動の格好で寝ました。でも1時間くらい「カサッ」と音が聞こえる度に「虫!?」と思って眠れなかった…

 

でも今ネットで調べたら、もしかしたらあれはムカデじゃなくてヤスデだったかも…どっちにしろ部屋にいたら嫌だ。お遍路さんは守らなければいけない十善戒というものがあり、その中に不殺生というものがあるのだが

 

同じ部屋にいる虫だけには、すみません、その戒律、守ることができません!お大師さまっ!!

 

まとめ

……長ぇわ!!!書いてて長いんだから、読んでたらもうコーヒー冷めるわ!

 

いや、でもこれはきっと観光した日だから書くことがいっぱいあって、もうきっと次の日とかは普通に歩き遍路しただけの日で短くなると…

 

あ、いや。この次の日も結局K太と大喧嘩して決別したから、やっぱ長くなるかも。

 

あ、でも次の日の喧嘩の内容はさすがに詳細は書けないからやっぱそんなに長くならないかも…

 

ってどっちでもいいわ!もう遍路日記じゃなくなってるし!寝る!!

 

これから歩き遍路に出られる方のための注意点

  1. 竹林寺のある山に登って、植物園内に入ってからの竹林寺への入口が非常に分かりづらいです。素直に職員の人に聞いた方がいいと思います。ちなみにトイレっぽい小屋の横の狭い道に入っていくところに「竹林寺こちら→」みたいな標識があって「こ、ここ!?」ってなります。改善されるのかなー?
  2. 竹林寺の羊羹ってけっこう有名みたいですよー。私はお土産に買ったので自分では食べてませんが…納経所に食べ物売ってるの珍しいので、思わず買ってしまいました。値段は(もちろん)けっこう高め。

 

以上!おやすみなさーい☆