四国歩き遍路 女一人旅 in 2016

1978年生まれの38歳、独身。ソウル→バルセロナ在住を経て現在日本に帰国中。2016年9月から念願だったお遍路さんに行ってまいります!うるう年ですが初挑戦なので順打ちで行います。

四国歩き遍路 第16日目(9月25日) 〜ネイトとまゆみでラーメンを

おす!オラ!カイショ!(日、西、バスク語)

 

っつーことで、中山さんとも別れK太とも無事に決別し、気持ちも新たに一人旅を始める私ことizumiです。

 

でわー、ばものすっ!(西語)

 

 

要らない山歩き

前日ビジネスイン土佐に着いて洗濯もシャワーもせず物凄い勢いで寝た私。前々日はムカデに怯えながら寝たのでやっぱり睡眠時間が足りてなかったらしい。朝5時に起き、洗濯機のある駐車場(前日フロントに聞いた)に洗濯をしに行くと…なんと1台しかない洗濯機が作動中。こんな早朝に!?(お前もな)

 

この日は総距離35kmの移動だったので、最低6時半には出発したい。洗濯と乾燥(と待ち時間)で1時間半は最低かかることを考えると…うん。

 

昨日の服をそのまま着てしまおう。

 

という結論に3秒で至りました。前日も夏日で汗だくだったけどね。緊急事態だ、1日くらい仕方ない。

 

とりあえずシャワーを浴びて支度。6時過ぎにホテルを出るとなんと雨…まぁ土砂降りじゃないだけマシか。

 

この日の予定はまず3~4時間歩いて36番の青龍寺(しょうりゅうじ)へ。国道39号線をてくてく南下します。

 

40分ほど歩くと、遍路道へのいざないが…

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思いっきり山…さよならアスファルト

 

地図を見るとこのまま39号線を下って行っても青龍寺に着きそうなのに、遍路道は山を指しているので迷うことなく山へ向かう私…山が好きなわけでは決してないんですよ。だって…

 

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雨が降ったらこーんな石ぼこぼこ滑り台の出来上がりだし…

 

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こーんな気味の悪い竹林を雨の中1人で歩かなきゃだし…

(ちなみにこの時、朝の7時半)

 

山に入るたびに、滑らないか、ヘビが出ないか、野生の動物に会わないか、足を踏み外さないか、ドキドキなんですから…心臓に悪いですよ。できれば避けたい。しかし遍路道の地図がね、山へ行け山へ行けと…

 

勘のいい方はもうお気づきですね。(というか普通に考えたら分かる…) そう、

 

別に、へんろみち保存協会が指示する通りの道を行かなくてもいいということに!!

 

そりゃそうだ…普通にお寺に着きゃいいんだもん。なんならGoogleマップで(ほとんど)全部行けちゃうし。ってか実はGoogle先生が教えてくれる道の方が早かったりする(無駄に山登らせないから)。

 

この時はまだ知らなかったのだが、へんろみち保存協会の目的は「遍路道・道標の整備」と、もう一つ「(旧来の遍路道の)復元作業」である。つまり、へんろみち保存協会が指定した遍路道は必ずしも「最短かつ安全」な道ではなく、どちらかと言えば

 

昔のお遍路さんが(もしかしたら空海も)通ったであろう道

 

そしてそれは多くの場合(もちろん)、車のバンバン通る大きなアスファルトの国道・県道ではなく、山道・あぜ道・けもの道 なのである…

 

しかし、この時はまだその事実に気づいておらず、雨が降ってツルツルの石の滑り台を誰とはなしに罵倒しながら登り、イノシシが出てこないようお決まりの「南無大師HJKG」を唱えながら歩き切り、無事に山を下りてアスファルトの道へ。

 

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ちなみに↑がビジネスイン土佐から青龍寺(右下の青い点)までの遍路道(赤い線、上から下へ)、39号線から思いっきり横に逸れて山の中に入らせてます。

 

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ちなみにGoogleマップでルート検索すると、普通に39号直進南下。そうだよね、絶対そうだよね。っていうか山に入って無駄に体力と時間を浪費したよね…

 

USAでアメリカ遍路のネイトに再会

安全無難なアスファルトROADに戻り、雨も上がりルンルンの私。しばらくすると看板が見えてきた。

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USAくろしおセンター…

United States of America??ホワイ????

 

なんかアメリカと協力して黒潮を研究してんのか?と周りをキョロキョロ…あぁなるほど。

 

 

 

 

 

私、宇佐(USA)市にいます。

 

 

 

 

 

紛らわしいわ!!

 

更に進むと昔風のファミマを発見。入って食料を仕入れる。

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中は普通のファミマでした。

 

ちなみに36番青龍寺はほとんど湖のようになった浦ノ内湾を挟む横浪半島の先端に位置し、次の37番岩本寺へ行くには2つのルートがある。

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1つは、へんろみち保存協会推進の横浪半島を通る道、通称横浪スカイライン(赤い線のルート)。この地図で見ても分かるように山と峠を乗り越え乗り越え行く道で、非常に大変だそうだ。先人達のブログを見てもこちらのルートで行った人はほとんどいない。というわけで私ももちろんパス!

 

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そしてほとんどの歩き遍路が取るルートがこれ↑。宇佐大橋を渡り横浪半島の青龍寺を打った後、そのまま来た道を引き返し再び宇佐大橋を渡り、県道23号線をほぼ海岸沿いに行く安全かつ楽なルートだ。

 

打ち戻れるから荷物は置いてけるわ道は楽だわ、そっちを行かないわけがないでしょう!

 

ってなわけで、先程のファミマの隣にあった「奥田釣具店」で荷物を預かってもらう。(このお店に荷物を置いて行けることは事前に先人のブログで確認済み。ありがとう!先人達よ!!)

 

身軽になって更にルンルン気分(本当に体がふわふわしてスキップしたくなる)で宇佐大橋を渡り青龍寺に向かう途中、またもやアメリカ人遍路のネイト君に会う。ネイト君もリュックがなく身軽。

 

「あの釣具屋さんに置いてきたの?」と聞いたところ、朝早起きし今日泊まるはずの須崎のホテルまで電車で行き荷物を置いて、また帰ってきて歩いているらしい。なんと!その手があったか!!

 

「須崎のホテル?私も今日、須崎のホテルに泊まる予定だよ!」と言うと、「じゃあ今日の夜、鍋焼きラーメンを食べに行かない?ガイドブックによると須崎は鍋焼きラーメンが有名らしいから」とのこと。おお!

 

Nabeyaki Ramen!! タベタイデス!!

 

ネイト君は日本の携帯番号を持っていなかったが、お互いiPhoneなので番号を教えたところ(なぜか)iMessageで連絡を取れることが判明。(いまだにiMessageが何なのか、どういう仕組みなのかいまいち分かんない…) 「じゃー今夜ねー」と言って別れた。

 

K太が残したもの

30分ほど歩くと、右側に古いお地蔵様の像がほぼ等間隔で立ち並ぶ道に出た。青龍寺が近いらしい。

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古すぎて朽ちている像もいくつもある。歴史を感じさせます…

 

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見えてきた!あれが青龍寺だ。(天気が悪くどんよりとした写真に。でも実はこういう天気の方が歩きやすい)

 

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青龍寺入り口。まだ全然疲れてないので階段もへっちゃらさ!

 

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恒例の記念撮影。雨が降らないのが何よりザマス。

 

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階段を下りてくるバスツアーの団体さん。お寺に長い階段があるときは、団体さんの「きついー」の声を聞くのが楽しい。心の中で「へぇーこれしきで!?」と意地悪な返答をする…お大師さまごめんちゃい。

 

サクッとお経を済ませ、納経所で御朱印をもらい、入り口のベンチでしばし休憩していると、前日、34番の種間寺で再会したハイ真島ことS木さんに再び再会。(頭痛が痛い的な…)歩き遍路はだいたい何度もその辺で会います、ハイ。

 

私を見るなり「あのさ、俺、今朝K太君に会ったんだけどさ…」と言う。なんだなんだ?喧嘩のことについてなんか聞いたのかな?

 

「なんか、高知市内にヘッドランプを忘れたから取りに帰るとか言って、俺にこの杖(※金剛杖)くれたんだよね…『俺だと思って持っててください』とか言って…俺、杖いらねぇんだけどなぁ…」

 

と、ゆったりまったり喋るS木さん。杖を…預けた…??

 

 

 

 

 

 

 

あいつ、帰ったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

と思った。が、それは口に出さずS木さんに「高知市に帰るって、歩いてですか?」と聞いたところ「いや、バスか電車に乗るって言ってたよ。でも変だよな。ヘッドランプなんてその辺で2000円くらいで売ってんのに、高知市内まで行って帰ってきたら、交通費の方が高くつくのにな。」とS木さん。

 

だってそれは言い訳だからなんですよ!…とは言わなかった。もうなんというか、脱力…ちょっと私と喧嘩したからって、私にガツンと言われたからって、四国遍路を途中で放棄するなよな…

 

しかも金剛杖ってお遍路にとっては弘法大師の代わりであり、言ったら一番大切なものなのだ。杖を持って歩くからこそ「同行二人 (一人で遍路旅をしても弘法大師が共にいるので二人という意味)」と言われるわけだし、その杖を「俺だと思って」とは思い上がりも甚だしい!!

 

それに、高知市内にヘッドランプを忘れてきた…というか無くした(正確に言うとヘッドランプの部品の一部)という話は私も聞いていたが、わざわざそれを取りに帰るなんて話が変だし、「遍路を放棄して家に帰る」と恥ずかしくて言えないのならもっと他人が納得できる嘘を言えばいいのに、完璧な嘘をつく度胸もなく微妙に真実を織り交ぜて罪悪感を減らそうとする小心ぶり、チキンぶり…

 

内心、反吐が出そうなくらいK太に(更に)失望しながら「どうしようかなぁ…杖、邪魔ななんだけどなぁ」と言うS木さんに「まあまあ、これからK太と『同行二人』で頑張って下さいよ!」と冗談を言って別れた。

 

修験道おじさんと霊の声

青龍寺を打って再び来た道を戻る。その途中、2~3日前から何度か見かけた(3日前に休憩所で会った修験道おじさん、Mさんに会う。

 

修験道というのは、私もお遍路に来るまであまり知らなかったのだが

山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とする日本古来の山岳信仰仏教に取り入れられた日本独特の宗教 - Wikipedia

 なんだそうだ。格好が独特なのですぐに分かる。いわゆる弁慶のような山伏の格好をしてるんです(人によって微妙に違うけど)。

 

Mさんはそんなに山伏感のある格好はしてなかったけど、持っている杖が違ったので(「錫杖(しゃくじょう)」と呼ばれる、先端に金属の輪がジャラジャラついた大きめの杖)修験道おじさんだと分かった。これまでにも色々と修験道おじさんを見ており(遍路にけっこう来てる)腰からホラ貝(けっこう重そう)をぶら下げていたり、お尻部分に動物の毛皮(たまに尻尾付き)を垂らしていたり、中には天狗のように頭に黒の小さな帽子?をつけている人もいる。

 

Mさんに「その杖かっこいいッスね~」などとおべんちゃらを使いながら少し会話する。Mさんが自慢げに杖(錫杖)について説明してくれたが、全部忘れてしまった…

 

修験道についても少し説明してくれて、「えんのおづの」がどーのこーの、仏教と日本古来の八百万の神?を祭るものが合体したのこーの、ということだった。たぶんウィキで「しゅげんどう」と入れれば全部出てきますので、知りたい方はそれで←

 

本山?は奈良県にあり、Mさんも普段はそこで修行をしているらしい。基本、山にこもって修行したりするらしく、歩き遍路を達成することは修験道修行をしている人にとっては憧れ?尊敬?に値するらしく(?が多くてすみません…適当に話聞いてた…)修行を重ねると霊験?が高まって、霊の声が聞こえたりするらしい…

 

え…?みたいな。

 

そこまで苦労して山にこもって修行して、得られるものそれだけ??みたいな。霊の声ってそんなに聞きたいものだっけ??みたいな。

 

頭の中がはてなマークでいっぱいになりながらも聞き続ける私に、Mさんは得意げに霊の声を聞いた体験談を話し出した。リタイヤ前の遍路中、焼山寺を越えたところの宿がどこもいっぱいで取れず、仕方がないのでお墓に囲まれたお堂の中で野宿をしたら、夜中にひそひそと多くの人が話すような声が聞こえたという………

 

 

 

 

 

 

 

 

え????それだけ??????

 

 

 

 

 

 

 

ってかそんなもん、ひそひそ声だけで何にも内容伝えられてないし…えっとえっと、幽霊の雑談を聞くためにこんな苦しい思いまでして山修行??ってこと???…えっ?????

 

という思いは一切出さず、たぶん自慢なんだろうな、というMさんの思いを汲んで「へぇーすごいッスねー」と(適当に)褒める。ワルいなー私。

 

「でもそういえば私も、おととい桂浜の民宿で寝てた時、耳元で女の子か女の人が『ウフフフ♪』って笑う声が聞こえた…と思うんですよたぶん。夢うつつでよく分かんなかったですけど」と言うとMさんはニヤニヤ笑いながら

 

「夢見ただけやろ!霊の声なんて、そんな簡単に聞けるもんと違う!」

 

 

 

 

 

 

 

いや別に、耳元で笑う女の声なんか全然聞きたくないし!!!なんの役にも立たんし!!!笑

 

 

 

 

 

 

修験道のおっちゃん達が何を求めてあんなに苦労してるのかいまいち分からん…修行したら一生虫が寄ってこない体になるとか言うならちょっと頑張るかもしんないけどなぁ…

 

25kmをテクテクてくてく

Mさんは足の調子が完璧でなく、ゆっくり行くとのことですぐに別々に。私は奥田釣具店に荷物を取りに行き、預かってもらった代わりにお店でリポDを買い飲み干し、そこから25km先の須崎市を目指して出発した。

 

雨は止んだのでそれは良かったのだが…暑い。蒸し暑い。湿度が半端ない。

 

この時は「雨が降ったせいかな?海岸沿いを歩いてるからかも…」と思ったのだが、これこそが

 

南国土佐、亜熱帯ともいわれる高知の夏!!(9月ですが…)

 

この後ずっと襲いかかる湿度の霧、スコール、明らかに他の地域では見ないやたらとデカい植物。高知は私の中ではトロピカルです(人も含め)。

 

少し行くと、小さな商店の前のベンチで休んでいる修験道おじさんMさんにまた会う。Mさんは荷物を預けず青龍寺に行ったので、私が荷物を取りに行っている間に先を歩いていたらしい。

 

特に疲れてなかったけど、ちょうどいいので私もベンチに座り、さっきファミマで買ったおにぎりを食べることに。

 

適当に世間話をしていると、お店のおばちゃんがなんと小豆アイスをお接待してくれた!!

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めちゃくちゃ蒸し暑い日だったので、アイスのお接待が一番嬉しい…ありがとう!おばちゃん!!お店の名前は覚えてないけども…

 

アイスを食べた後はMさんと別れ、特に書くべきことも起きずひたすら須崎までテクテク歩いた。

 

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古くて怖いトンネル。モヤってるのは湿度です。常に温室内みたいな感じ。

 

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ぽんかんの里らしいです。四国はゆずとか、すだちとか、柑橘類が多いね~

 

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海岸線から少し内陸に入る。なだらかな坂だけど、ずっと歩いてるとけっこうキツイ。

 

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ジブリ映画を思わせる巨大なセメント工場。日曜日なのに不気味な音を立てながら稼働中…灰色の空と相まってマッドマックス感全開で逆にカッコイイ。

 

目的地の須崎に到着する1時間前の休憩所で10分ほど休んだ以外はずっと歩いた。25kmを約5時間、時速5kmで歩いた計算だ。

 

須崎市内に入り、この日の宿「ビジネスホテルさつき」に着くまでの最後の30分は足の裏がジンジン痛くてちょっときつかったけど、ホテルに到着してからも遍路を始めた当初のように「もう一歩も歩けん!死んだ!!」なんてことはなく「はぁー着いたー」という感じで、この辺りからだんだんと「1日35km以上(しかも10kgを背負って)歩ける筋肉」がついてきたように思う。

 

ネイト君とまゆみのラーメン

ホテルに着いてすぐ、ネイトからiMessageが来た。向こうも無事にホテルに着いたらしく、ガイドブックでお勧めの鍋焼きラーメンのお店の前で6時に待ち合わせすることに。そのお店がこちら↓

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鍋焼きラーメン専門店 まゆみの店!!!

 

上の写真は翌日の朝に撮ったので閉まっているが、6時に行ったときはお店の前にも人がいたり、中もけっこう混んでいて人気店のようだった。まゆみが作る鍋焼きラーメン、食べてみようじゃないか!!

 

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どどんッ!!う、美味そう!!!

 

いやー、私この時まで醤油ラーメンは苦手だと思ってたんですけどもねー、まゆみのラーメンだけは完食いたしました。うまい。そしてご飯を混ぜると更にうまい。最高。鍋焼きラーメン、いや、まゆみの鍋焼きラーメン最高。

 

ネイト氏はアメリカ人だし図体がでかいので、特大サイズを注文しやはり完食しておりました。しかし特筆すべきは彼の食べ方。麺をすする音が

 

ずずずずずー、ずるずるずるずるー!!!

 

と完璧。聞くと滋賀県龍谷大学に1年留学していたとのこと。同級生にだいぶ仕込まれたようですね。

 

ネイト君とは9月9日の同じ日に遍路を始め、初日は同じ6番の安楽寺宿坊で泊まり、それからも色んなところでちょくちょく会ってはいたんですが、ちゃんと話すのはこの日が初めてでした。

 

年齢は若干22歳。ミズーリ州出身ニューヨーク在住で、2年飛び級しているため現在はすでに就職しており、仕事はIT関係。会社の他に自分でもHPをいくつか運営していたり、デジタルマーケティングのコンサルなどもしていたり、とにかくなんかそっち方面の人らしいです(最後適当)。

 

彼女が中国(香港)人とアメリカ人のハーフで、彼女が先に日本に留学中に歩き遍路をしたらしく、彼女からたくさん情報を教わって遍路をしているとのこと。実はネイト君とはこの先もずっと一緒に歩くことになるのですが、とにかく彼女にベタ惚れの様子。彼女も現在ロースクールに行っており将来は弁護士になるらしく、なんやねんこの秀才カップル、ザッカーバーグプリシラか!と思いつつ、しかし性格に全く嫌なところがないので、微笑ましくノロケ話も聞けるのでした。

 

今まで、いわゆる「人生に成功している人」に会うたびに感じるこの「すくすく育った」感。親の教育や成長過程の環境もあるんだろうけど、やっぱり元々の性格も大きいんだろうなぁ。なんというか、明るい。素直。ポジティブ。好奇心が強い。単純なようで実はすごく深いところも見抜いてるんだけど、不必要なことは深く考えすぎないでサッと次に行く淡白さ。

 

若干22歳ですよ…別に、アメリカの教育を絶賛するわけじゃないし、そりゃ人によると思うけど…

 

34歳なのにいまだに自信がなくうじうじしているK太と比べると、やっぱり日本の社会や教育は自信のない人間、自分の考えをしっかり持ってない人間を大量生産してしまっているのではないか…と、ちと思いました。ま、それも一概には言えないかもしれないけどね。アメリカの何を知ってるわけでもないし。USA!

 

この時は「じゃーまたねー」くらいで、特に翌日の予定を聞くこともなく別れた。一緒に歩くようになるのはもう少し先のこと。

 

まとめ

この辺りから、本格的に「修行の道場」と呼ばれる高知の本領発揮!ですね。ひたすら、歩く、歩く、歩く…それに加えて、9月残暑の湿気。高知の湿気はなんと表現したらいいんでしょうかね。あの…目に見えます。霧として。

 

ま、それはこれからおいおい…

 

これから歩き遍路に出られる方のための注意点

  1. ビジネスイン土佐、または35番清瀧寺から36番青龍寺へ南下する途中、そのまま国道39号を南下する道と、遍路道を行き塚地峠を越える道があります。はっきり言って39号をそのまま直進した方が早いし楽です。山登りが好き、昔の遍路道を歩きたいって人は遍路道へ。ただし雨の日はけっこう滑りやすい石の坂道が続きますのでご注意を。
  2. 36番青龍寺から、横浪半島のスカイラインを行かず打ち戻る(ほとんどの人はそうだと思いますが。スカイラインはアップダウンが非常に険しい道だそうです)場合、宇佐大橋手前のファミリーマートの隣にある「奥田釣具店」で荷物を預かってくれます。無料ですが悪いので、何か少し買ってあげてね。
  3. 須崎市は「鍋焼きラーメン」が有名だそうです。市内には何軒も専門店がありますが、私が行ったのは「まゆみの店」(Googleマップですぐ出てきます)。めちゃ美味しかったですよー!ご賞味あれ。

 

それではまた次回ー!あすた・ぷろんと!