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四国歩き遍路 女一人旅 in 2016

1978年生まれの38歳、独身。ソウル→バルセロナ在住を経て現在日本に帰国中。2016年9月から念願だったお遍路さんに行ってまいります!うるう年ですが初挑戦なので順打ちで行います。

四国歩き遍路 第38日目(10月18日) 〜ペナルティメットDAYで最後の尻もち!の巻

歩き遍路日記~讃岐編

アンニョンハセヨ!izumiイムニダ~チャルプッタッカムニダ~!

(こんにちは!izumiです~よろしくお願いします!)

 

チョヌン、チグムハングゲイッソヨ~♪

(私は今韓国にいます♪)

 

オジェブット、ケーソッモッコイッソヨ~

(昨日からずっと食べ続けています)

 

ハンダルフ、オットッケテルッジ…

(1ヶ月後はどうなっているか…)

 

 

 

 

ムソウォヨ…( ゚Д゚)

(怖いです…)

 

 

 

クロム、シジャッカルッケヨ~♪

(では、始めま~す!)

 

オヌレブログ…スタートゥ!!

(今日のブログ…スタート!!)

 

 

源平と狸のお寺

ではいつものように、Googleマップかもぉ~ん!

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前日泊まった「高松ゲストハウスBJステーション」から電車で一宮駅まで戻り、そこから84番屋島寺(16km)、85番八栗寺(6km)、86番志度寺(7㎞)、87番長尾寺(7㎞)と歩き、長尾寺の前にある「民宿ながお路」に宿泊。全長36km、ただし山登りあり!

 

「あれ?前の日のブログで『86番まで行く』って言ってなかった?」と気づいた方、お見事!実は前日ネイトと晩ごはんを食べた時までは86番近くの「たいや旅館」に泊まることにしていたんです。そして次の日87番、88番で結願した後、88番近くの「八十窪」に泊まり、その次の日に八十窪から1番霊山寺まで戻り徳島港からフェリーに乗って和歌山に行く予定でした。

 

でも宿に帰ってもう一度考えてみたら、最後の日に「八十窪」から1番まで40km近くも歩いてその後フェリーに乗ると夜遅くなってしまうし、この日に87番まで行って結願の日は88番だけを打つというのも感動的でいいなと思い計画を変更!

 

前夜、遠距離中の彼氏と電話していたので遅く寝てしまい寝坊した私。朝7時半の電車に乗って昨日歩いた「一宮駅」まで戻り、そこからまずは84番屋島寺へ向けて出発!寝坊した分を取り返すべく、速足で歩く(マジで時速6km近かったんじゃないかと思う)。

 

しかし一宮駅から屋島寺までは16km、約3時間…けっこうある。なるべく脇目をふらず、地面を見ながらザッザッと歩いた。

 

そんな道すがら撮った数少ない写真をご紹介!

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マンホールの蓋の絵が源平合戦。なぜかというと…あとで説明します!(説明不要?)

 

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突然現れた親子像…ひび割れと表情が怖い。特にママ!ブラックジャック並に顔にラインが!!

 

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こんな場所におもむろに立ってます。説明も特になし。気になる!!

 

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カヌーなのかゴルフなのか…ハーブなのか。ハーブ??

 

そうこうしているうちに、屋島寺のある山が近づいてきました。

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スフィンクスの体みたいな台形の山…ちなみに屋島寺は左の方にあります。

 

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橋の飾りの絵もやっぱり源平合戦

 

そして上り坂に入ります!山登りスタート!!

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この日は平日だったけど、ウォーキングがてら山登りしてる年配の方が多くいました。30分くらいだけどけっこう勾配きつい坂です。足腰強くなるよ~これ。

 

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途中あった弘法大師の御加持水。お遍路中、御加持水を見るのは…何回目だろう?20回目くらい??

 

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屋島城跡に行く階段。間違えてこっちに行かないように!来た道をそのまままっすぐ進んでください。

 

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肝心の梨の木の写真は撮ってない。しかし弘法大師の言い伝えって本当に四国のあちこちにある!空海が生まれてなかったら四国はどうなっていたんだろう。バルセロナもそうだけど、ガウディが生まれてなかったらバルセロナは絶対今のような観光都市にはなってませんからね。お大師様々、ガウディ様々だね!

 

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山道途中の石の側面にも「南無阿弥陀仏

 

そして10時50分、84番屋島寺(やしまじ)に到着!

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この汗だくの顔を見て頂ければ、どれだけ勾配のきつい坂道だったか分かっていただけると思う。ずっと舗装路だったけどね。しかし!問題は上りより下りよ!!この後よ!!

 

屋島寺周辺は源平合戦の地として有名で、今もなお源平ゆかりの史跡やお墓が数多く残っています(たぶん歴史好きの人には当たり前の事実だと思うんですが、私は源平やその時代の歴史に疎く今回お遍路で屋島を調べて初めて知りました)。なので屋島寺にはお遍路さんだけでなく、普通の観光客もたくさん来ています(というかお遍路さんの方が少ない)。

 

境内は広くて見るものがたくさん!源平合戦にわりと(全然)関係ないものもあったりします。

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大きなお寺のわりにけっこう質素な本堂。お遍路さんメインの寺ではないことが分かる。

 

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御線香台の下を見ると小鬼が!なんか罰を受けてるっぽい。「くっそー!」って表情が可愛い(*´ω`*)

 

たぶん屋島寺で本堂より有名(というか単純に目を引く)のがこれ。

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蓑山(みのやま)大明神!大きなタヌキの夫婦像が目印!

 

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ふむふむ、なるほど…って、え?日本三名狸??そんなのあるんだ…タヌキ…

 

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お母さんタヌキ。子ダヌキ授乳中。もう片方のパイオツは触られ過ぎてツルツル。なぜ触るし!!ww

 

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お父さんタヌキ。どうしても視線が下に…でもさすがにここはツルツルになってないのね。

 

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奥の蓑山塚には見慣れた狸像がいっぱい…集まると怖いよ…

 

寝坊したせいで時間なかったけど、屋島寺に来るのも最後かもしれないと思い宝物館を急いで見学!

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昔の「源氏の白旗」や、弁慶が餅をついたと言われる「源氏の勝臼」などがあります。800年前のだよ…

 

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白い凝灰岩が露出して1年を通じて雪が降ったように見えると言われる「雪の庭」…パンフレットの写真と現物が違いすぎて、え、これ??って感じ。

 

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玉をくわえる龍の像。頭だけっていうのはけっこう珍しいかも。かっこいい。

 

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お寺の西側には有名な「瓦投げ」ができる「獅子の霊巌展望台」が。パノラマで撮ってみました!

 

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記念写真。恥ずかしながらこの時はここが壇ノ浦だと勘違いしておりました。歴史好きの名を語れない!!

 

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瓦投げとは!この説明をご覧ください。投げる瓦はお土産屋さんで8~10枚200円くらいで売ってます。しかし私は買いませんでした…皆が投げたら崖が瓦だらけになるじゃん!!と思って。でも次行ったらたぶん投げると思う。しかしこの喫茶マウンテーンのネーミングがいいなぁ…「マウンテーン」(*´ω`*)

 

八十八ヶ所一の難所

屋島寺を1時間ほど見学し、次のお寺に向けて出発!駐車場側の山門を出てすぐ、またまた源平合戦ゆかりのあとが。

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血の池!!…昨日の「血の宮」といい、今日の「血の池」といい…遍路最後の方に怖い史跡持ってくるのヤメテー(゚Д゚)

 

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これが血ノ池なり。一応弘法大師ゆかりの池でもあるんだけどね…屋島寺はもう源平合戦に上書きされてる感があります。

 

血の池を通り過ぎ、これぞ正しい廃墟旅館「甚五郎」のすぐ先には、再び海が。

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ネットで「廃墟 甚五郎」で検索してみて下さい。とても美しい廃墟写真が見れます…甚五郎、すごいです。

 

実際戦ったのはこっちの湾みたいです。

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約800年前にここで壮絶な戦いが…

 

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約800年前にこの辺で那須与一が扇の的を…

 

そしてついに、例の遍路道に入る。

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ここから先が信じられないほどの急斜面が続く山道です。そんな可愛いフォントで「八栗寺」って書いても騙されないわよっ( ゚Д゚)

 

補足をしますと、この数日前にオーストラリア人ヒッピーのウェイドからインスタで「hill to 84 is a steep little fella (84番への道はちょっとキツイよ)」とメッセージをもらっていて、それをネイトに伝えていたんですね。で、この日足の速いネイトはもちろん私より先に84番を打っていたんですが、私が屋島寺をウロウロしている時にネイトから

 

「omg, Wade must have been talking about going down 84. So dangerous!」

(omg、ウェイドが話してたのは84番を下りる道だったんだ、すっごい危険!)

 

というメールが来た。あの山登りの上手い、どんな滑る道でもスイスイ行くネイトが危険っていう道ってどんなんだよ!と怖くなり「マジで…怖い!」と送り返すと「ゆっくり行けば大丈夫。気をつけて!」と返事が来た。

 

という山道にいよいよ入るわけです。めっちゃビビりながら足を踏み出しとすぐに…

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傾斜が急で滑りやすい上にイノシシが出るってもうどんなんだよ!!そんな危ない道を遍路道指定すな!!(゚Д゚)ノ…と心の中で悪態をつきながら進む…

 

この屋島寺を下りる遍路道は、ほんとにほんとにほんっっっっっとに怖くて、写真なんて撮れる状態じゃなかったです。かろうじて1枚だけ撮ったのがこちら。

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いつものように写真になると実際の10分の1くらいの怖さしか表現できないんですけど、これも「嘘だろ…」ってくらい怖い急斜面の階段なんです、一応…

 

私は全然写真を撮れなかったのですが、先人のブログでどんだけ危険な道なのか詳しく説明しておられる記事がありましたのでリンクを貼っておきます。とくとご覧あれ!!

pilgrim-shikoku.net

 

ちなみに大きな声では言えないんですが、こんな急斜面を金剛杖1本だけで下りられるはずもなく、実は屋島寺に上る坂の入り口に「ご自由にどうぞ(使用後はご返却ください)」と書かれた杖置き場があって、そこから竹の杖を1本お借りしました…同じ場所に返却することは不可能と知りながら(すんまちぇん…)

 

2本の杖を慎重に前に交互に突き体重を乗せ進む…前日少し雨が降ったので地面も若干濡れてて怖かったのですが、それでもなんとか転ばずに山道部分を通過!!

 

↑にリンクを貼ったブログにあったように、山道を下りたところにイノシシ侵入防止用の柵があり、その先からはコンクリートの舗装路になっているんです。でもその舗装路が苔だらけ、しかも前日の雨でジメッとしていてめちゃめちゃ滑りやすい!私も「これは滑るな」と思い、2本の杖を使い慎重に慎重に行ってたんですが…

 

あ!と思った瞬間もう2本の足がズルズル滑っていて、なんとかバランスを保とうと杖と体を動かすものの、1~2mくらいズルズル、ジタバタした末にお尻からズドーン!!

 

と行ってしまいました…不意打ちの尻もちじゃなくて、ものすごく気をつけていたにも関わらず、しかも滑り始めてから転ぶまで若干抵抗したにも関わらず結局滑ったことが悔しくて仕方なかった!しばらく一人で「もーなんなんこれ…絶対滑るやんこんなん。絶対わざとやろ…わざと整備せんで転ぶ人ば笑いよるっちゃろ!!」と文句をブツクサ言ってました。(怒ると方言でる)まぁでも、山道で派手に転んで怪我とかしなくて本当に良かった。尻もちくらいなら、いい記念だよ、最後の!

 

あ、ちなみに杖は山道を完全に下りきったところの民家に(たぶん)お遍路さん用に「使ってください」的に置かれた杖置き場があって、そこに入れておきました。逆打ちの人もあの急斜面を登るのは杖2本ないとけっこうキツイと思うので…本当はダメだけど、でも捨てたりしてないからね…許してちょんまげ!

 

ケーブルカー乗りたい

山道を下りてからも源平合戦ゆかりの史跡が続きます。

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佐藤継信の墓。合戦で戦死した源氏の兵士らしいです。よー知らん。

 

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安徳天皇社。幼くして海に身投げしなきゃいけなかった悲劇の天皇ですよね。これは知ってるぞ!

 

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安徳天皇社の説明。昔はこの辺まで海岸線が来てたんでしょうね。

 

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源平とは全く関係ないけど、田舎にありがちな交通安全マネキン人形。おばあちゃん達のファッションセンスがよく分かる。

 

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菊王丸の墓。先程の佐藤さん(継信)の首を取ろうとして死んだ若者らしい。

 

800年前に戦死した人の墓がこうしてきちんと残っているのって少し不思議な気がする。だってその後にも色んな戦いがあったし、もっともっとたくさんの人が戦死したわけで…やっぱり平家物語が大流行して民衆の涙を誘ったっていうところが大きいのかな。最近問題になってるDeNAもそうだけど、結局民衆って流行ってるものにしか関心が行かないというか、真実云々より「流行ってることが正義!」みたいなところがあってそれが800年も前からそうだったっていうのが、人間って本当に変わらないんだなぁという気がする。という穿った見方をする38歳独身女・一人遍路旅中…(´・ω・`)

 

橋を渡ってしばらく行くと、昨日、白峯寺から根香寺までの山道で会ったご夫婦にまた遭遇した。どうやらまたまた道に迷っているらしい。確かに、道がちょっと入り組んでて分かり辛いのに、公式地図には入り組んだ道が全然描かれておらず、線がチュルッと描かれているだけなのだ…ほんと、公式地図だけじゃ迷うよ。わざとなのかな?「昔の人はもっと大変だったんだぞ!」ってこと?それとも「地元の人に聞いたりして、交流してね!」ってこと??若者は普通にGoogleマップ使うと思うぞ、これからどんどん。 

 

とりあえず、Googleマップ通りに進んでいる私は自信をもって「こっちですよ!」と行って先に進んだ。しばらくすると八栗寺行きのケーブルカー乗り場が見えてきた。

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こっちがケーブルカー乗り場。

 

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こっちが足で登る人用の入り口…かつてこんなにケーブルカー乗り場と登山口が隣り合ったところがあっただろうか(否ない)…ケーブルカー乗りたいよ!!

 

しかしもちろん登山口を上る。入り口付近にはお土産屋があったり

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男はつらいよ・寅次郎の縁談」に出てきたらしい。調べたら1993年の46作目で松坂慶子がマドンナだって!見てみようかな。

 

右にお地蔵さんがたくさんあったりしながら

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地元の人がちゃんと手入れをされてるんだなぁと思うと頭が下がります。

 

本格的に参道に入る(でもお寺なのに鳥居?)

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途中「仁庵」というお店の方が「お遍路さん?お接待あるから寄ってって~」と誘ってくれたんだけど、この日は(寝坊したせいで)本当に時間がなくてお断りしたんです。後でネイトに聞いたら、すっごく美味しいお菓子とお茶を出してくれたらしい。くっそー!食べたかった!皆さんはぜひ寄ってみて下さい。すっごく優しいおばさんらしいです(ネイト談)。

 

さっきの屋島寺に負けず劣らず、こちらもけっこう急勾配の坂道…ぺナルティメットDAY(最後から2番目の日)なのにこんなきつい山登りを2回もしなきゃいけないなんて…雲辺寺を終えた時の感動は完全なぬか喜びだったぜ!!!( ゚Д゚)

 

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屋島寺八栗寺も(上りは)少なくとも舗装路…でも公式地図にはまだ載ってない新しい遍路道も途中にあります。七曲り道というらしい。またナイスなネーミングを…私はもちろん舗装路をまっすぐ進みます。

 

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真っすぐ進む道も正しい参詣道です。舗装路を行くからといって引け目を感じることはない、ないんだぁっ!!

 

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ゼイゼイ…これが…きっと…最後の…遍路最後の…山登りだから…(これも勘違いでした)

 

坂道はきつかったけど長くはなく、15分ほどでお寺の入り口に着く。

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お迎え大師にお迎えされる。

 

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お寺の入り口。やっぱり鳥居がある…

 

1時22分、85番八栗寺(やくりじ)に到着~!

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汗だく…この日こんなに汗だくになろうとは!!

 

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ちょwww待ってwwこの龍wwww

 

そしてこの八栗寺がまたすんごい広いお寺で

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本堂と大師堂の他にもなんか色々あります…って、え!??天狗???

 

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正面本堂の後ろの山に天狗様がいらっしゃるようです。でも確かにいそうな感じだよ…

 

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本堂横にある「聖天堂」、歓喜天を祀ってあるらしいです。歓喜天っていい名前だな。

 

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聖天堂の狛犬の横にあった石像…これは何?大根??なまず???

 

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秋の行楽日和で、ご年配の団体お遍路さんもけっこういました。

 

爬虫類に見送られ下山

このお寺ももっとゆっくり見たかったけど、時間がないのでサクッと納経して下山!八栗寺から下りる道はもうずっと車道です。八栗寺を出たのが13時50分頃、残り14kmなので速足で行ってギリギリ。下りの車道を急ぎ足でほぼ駆けおりていると…

 

いきなり道の真ん中に大きなガマガエルが!!

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怖くて近寄れない私…実際見るとめちゃめちゃデカい(もしくはデカく感じる)!!

 

よく分からないので、トリミング編集で拡大!

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ドドン!!…これでもあんまり分かんないけど…恐怖で手が震えてあんまりいい写真撮れなかった…急いでたし…

 

( ゚Д゚)ヒィィーと思っていると向こうから車が!!あ、ダメダメダメダメ轢いちゃう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズブビャッ

 

 

 

 

 

 

 

 

という音を出してカエルを轢いて行きました…み、見えなかったのかな…(´;ω;`)

 

でも幸い(?)轢かれたのは右足だけで体は被害がない様子。しかし轢かれたにも関わらず全く動かないガマガエル…放心状態か??

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轢かれた右足がどうなってるのかよく分からないけど…生きていけるのかなこれ…

 

こわー…((((;゚Д゚))))と思いながらカエルを避けて先を進もうとすると、左の山側から右の崖に向かって蛇がシュルシュルシュルッ!!!!

 

 

うぎゃーーーーーーーーー!!!!!!

 

 

蛇が崖に消えたのと同時に全速力でその場から走り去る私。なんなんだもう!!!蛇だしカエルだし車で潰されるし!!!もう嫌っ!!!

 

イケメン坊さんしかも2名

その後もどこで爬虫類が出てくるか分からないので、結局ほぼ走って下山した私。おかげでだいぶ時間を稼げた!

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下山したところにあった公園。噴水がある池なんて、豪華じゃないか!

 

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すんごい気になる看板を発見。歯ART美術館??なんだそりゃ…やっていけんのかそれ??

 

気になってネットで調べてみたら、思った通りの「珍スポット」だった。有吉のダレトクでも紹介されたらしいです。こちらのブログが面白かったのでご紹介…入れ歯5000個のキューブ、ちょっと見てみたい…


順調に次のお寺、志度寺までの道を歩いていると、前に男性2人のお遍路さんが。2人ともリュックがデカいからノジュカーさんだな。話しかけようと速足で歩くも…なかなか追いつけない!あんなに大きなリュック抱えてるのに、2人ともめっちゃ足速いな…

 

やっと追いつき、後ろを歩いていた人に話しかけてみる。2人とも頭にはタオル(とバンダナ)を巻きサングラス、手甲に地下足袋。本格的だ…それにしてもリュックがほんとにデカい!

 

「なんでこんなにリュック大きいんですか?」と聞くと、お2人は本物の(?)お坊さんでリュックにそれぞれ弘法大師像を入れて回っているらしい。「一度山道で転んで背中からバーンと行っちゃって、ヤバい!と思って急いで確認したけど大丈夫でした」と言う。いやいや、それまたすごい修行ですね。何kgくらいあるんだろう、弘法大師像…とかいう私も使いもしないパソコン約1.5kgを抱えて回ってるわけなんですが…(比べるな!)

 

毎回野宿をするわけではなく、たまには宿に泊まったり、お坊さん大学(どこだろ?)の先輩のお寺に泊めてもらったりするらしい。この日は志度寺まで打って、志度寺近くの宿に泊まるとのこと。「私はその先の87番まで行かなきゃなんですよー」「でも自分たちに追いついたくらい足が速いなら全然行けますよ」と言いながらサングラスを取ったお坊さん…

 

 

 

あらイケメン( ♡∀♡)

 

 

 

 

ちなみにこちらが写真。写真だとアレだけどほんとにイケメンだったんだってば!!

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ちなみに前のお坊さん、前日根香寺に行く途中の休憩所ハーブティーが入った水筒を倒して中身全部こぼしたらしい。お前かぁ!!(私が飲もうとしたとき全然入ってなかった)

 

ちなみに志度寺に向かう途中の道にはこんなものが

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お!平賀源内って香川県出身だったんだ!

 

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平賀源内がどうやって死んだかも全然知らなかった。相当奇妙奇天烈な人だったんだろうなぁ…今の世に生まれてたらIT界の天才とかになってかもね。

 

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時間があったら絶対行ったのに…まぁでも全然人いなかったけど。

 

そして午後3時、86番志度寺(しどじ)に到着~!

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イケメンお坊さんと一緒に到着~!えへへ(*´∀`*)

 

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めっちゃ嬉しそうやな…いや、これはもうあと2寺まで来た!っていう嬉しさですよ。そうなんですよ。

 

志度寺はなんだか複雑に入り組んだお寺で、見るものも結構ありそうです。しかしやはり一番の目玉は五重塔

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逆行でちょっと暗いけど、美しい赤の五重塔です。やっぱ茶色より赤の方が華やかでいいね。

 

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平賀源内のお墓も志度寺にあります。

 

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志度寺の本堂。イケメンお坊さん2人のお経はさすがプロ!って感じでした。

 

納経も終わり、メインで話をしていたお坊さんに「お気をつけて~」と挨拶をして納経所を出る。するとずっと前を歩いていた(ハーブティー水筒を倒した)お坊さんが納経所前のベンチに座っていた…サングラスを外したそのお坊さん

 

 

 

もっとイケメンやんΣ(゚Д゚)

 

 

 

これはここまで頑張った私へのお大師様からのご褒美(目の保養)だと理解しました。お大師様、アリガトウゴザイマス。しかと受け取りました!!

 

イライラORANGE TOWN

志度寺を出て本日最後の寺、そして結願まであと1つの寺、長尾寺に向かいます。ちょっとした上り坂を歩いて行くと、見えてきた見えてきた!前日、中山さんのブログでスーザンが「HOLLYWOODみたい!」と言っていた例の「ORANGE TOWN」…

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え…?

 

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あの…えっと…

 

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ちょっとそこの家が邪魔して見えないんですけどぉ!!!

 

なんだこれ…設計ミスじゃないのか?もっと高い場所に設置するべきだったんじゃないか?それとも家は後から建ったのか?オレンジタウンの住民でありながら「こんな文字誰も見てないし、関係ないわ!」って建てたのか?なんなんだ??

 

とりあえず全景が見える場所まで移動して写真を撮ろうとカメラを構えたまま移動…

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進めど進めど全然見えて来ず…この家ほんっと…嫌がらせとしか思えんな…

 

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かなり移動して、やっとこの角度から全体の写真が撮れた…っていうかこの角度でしか撮れないって明らかにダメでしょ!意味ないでしょ!!…やる事が中途半端だよ、地方自治体!

 

ナルティメット寺、長尾寺

オレンジタウンを通り過ぎ、急ぎ足で長尾寺に向かう。けっこう時間ギリギリだよ!

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途中、こんなお遍路さん休憩所が。中で宿泊もできるらしいです。

 

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下にはなぜか砂が敷き詰められている…なんで?

 

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こんなお地蔵様に見守られながら寝ます……わ、私にはできないっ!夜中、目を開けれないよぉっ!!

 

87番近くの「へんろはし」を通り

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小さな橋だけど名前が「へんろはし」…ここに来て!?いや確かに大詰めだけどさ。

 

16時36分、ついに87番長尾寺(ながおじ)に到着!!

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86番までは何ともなかったのに、87番に着いたときはちょっとウルッとしてしまった…あと1寺…!!

 

長尾寺にはほとんど人がおらず、夕暮れに照らされた境内はとても静かでした。ここまで来たんだ…明日はいよいよ結願なんだ…と一人感傷に浸る。

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長尾寺の本堂。お遍路さんらしい女性と、会社帰りのような男性がお経を読んでいました。

 

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大師堂。お昼は逆打ちを始めたばかりのお遍路さんとかで賑わったんじゃないかなー

 

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入り口の大きな木。心落ち着くなぁ…

 

ながお路とあづまや

87番でここまでまったりしていた理由の1つが、今日泊まる宿がお寺の目の前だということ。87番に着いたということは、イコール宿に着いたも同然。かつてここまで寺に隣同士の宿があっただろうか(否ない)。

 

87番に着く少し前、ネイトから「長尾寺前のあづまや旅館に泊まっている」というメッセージが来ていた。ちなみに私が泊まる民宿は「結願の宿 ながお路」だ。

 

f:id:izumislife:20161214034936j:plainどどん!!全員お隣さん!!!

 

 

寺を出て、隣の宿に着いて部屋に案内され、椅子に座って「ふぅぅぅ~~~~~………」となってから思った…

 

そういえば、今日1回も休憩しなかったな…

 

そう、この日はトイレに行ったとき以外、一度も座ることなくずっと立つか歩くか走るかのどれかかだった。寝坊に加え、屋島寺の観光、予想外の山登り、下りの難所…休む暇が1秒たりともなかったのだ…さすがお遍路、終わりの1日前までキツイぜぇ~!

 

ネイトに「私、ながお路に泊まってるよ!昨日の夜、あれから計画を変更したんだ」と連絡。明日のことなどを少し話したけど、特に向こうからも「じゃあ一緒に行こうか!」というお誘いはなかったので(こっちからもしなかった)まぁどうせ途中1回はどっかで会うだろうけど、88番に着くのは別々だな~と思った。

 

最後に、晩ごはんを買いに近くのローソンに行った時に見かけたクリーニング屋の看板。 

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PURASU1!!!

 

…はい、こちらからは以上でーす。

 

まとめ

ついについに、結願まであと1日!韓国に来てまで引っ張ったブログもあとちょっと!!皆さま、もう少しお付き合いくださいませ。

 

一応軽くこの後の予定を話しますと、翌日に結願、翌々日に1番まで戻りフェリーで和歌山→難波、翌々々日は高野山に登り、翌々々々日は京都の弘法大師ゆかりの寺を訪ね、夕方友達に会い、翌々々々々日の朝に飛行機で福岡に帰りました。

 

え?…けっこうまだまだあるじゃねーかって??……

 

 

 

 

 

そうなんです、けっこうまだまだあります(´;ω;`)ウゥゥ 終わらないよこれ!お大師様ッ!!

 

これから歩き遍路に出られる方のための注意点

  1. 84番屋島寺に登る坂道は全部舗装路ですがけっこうきついです。杖が2本あるとすっごく捗る。そして入り口に「どうぞお使いください(ただしちゃんと返却してね)」的なこと書いてある杖置き場がある……あなたの良心に任せます…
  2. 屋島寺はけっこう見るとこあるので、宝物館とかもゆっくり見学したい人は最低1時間はとっておくのがいいかと。お寺の西側の湾では「瓦投げ」ができます(瓦はお土産屋さんにたくさん売ってます。8~10枚200円)なんかできるだけ遠くに投げるのがいいとか、ぶら下がってる輪の中に入るといいとか、いろいろ言われてます。
  3. 屋島寺から85番八栗寺方面へ下りる遍路道は、私はこの八十八ヶ所で一番の難所だと思います!!それくらい、危険。急斜面に加えてイノシシが土を掘り返していたり、土の道から舗装路に入ったと思ったら舗装路が苔だらけでツルツルだったり、とにかくめちゃめちゃ滑りやすくて転びやすいです。気をつけましょう!
  4. 85番八栗寺の上り坂も全て舗装路ですが、途中(まだ)公式地図には載ってない(2016年10月現在)新しい遍路道「七曲り道」ができてます。山道、山登りが好きな方はそちらへどうぞ。
  5. 86番志度寺へ行く道の途中には「平賀源内記念館」や「平賀源内旧宅」などがあります。興味のある方はどうぞ!ちなみに志度寺には平賀源内のお墓も!

 

以上!明日はいよいよ結願です!!KECHIGAN!!!

 

ではでは☆