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四国歩き遍路 女一人旅 in 2016

1978年生まれの38歳、独身。ソウル→バルセロナ在住を経て現在日本に帰国中。2016年9月から念願だったお遍路さんに行ってまいります!うるう年ですが初挑戦なので順打ちで行います。

四国歩き遍路 第40日目(10月20日) 〜四国最後の日…感動と鬱憤の間で

アンニョン…ハシムニッカ!!!( ゚Д゚)

 

昨日から急に気温が下がったソウルです…

 

昨日の夜は友達と晩ごはんを食べに行ったんですが、空気に晒されている部分(顔や手)が寒いんじゃなくて痛い。

 

…思い出したよおっかさん。これがソウルの寒さです。

 

でも明日からはまた気温が上がるみたいなんで、やっぱり今年は暖冬かもしれないですね。世界的に温暖化なのかなぁ…人類は滅びてしまうのかな!!どうなんでしょうか、お大師様!!!( ノД`)

 

というわけで、ついに40日間お世話になった四国を離れるときがやって参りました。そして昨日も言ったように、最後の最後にちょっと嫌なことがあった…

 

では早速見ていきましょう!ラストDAY in 四国!スタートォ(/・ω・)/

 

汚うどん屋と汚宿屋

今日で四国のマップも最後だ!カモーンGoogle先生

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昨日泊まった10番近くの「うどん亭八幡」から9→8→7→6→5→(4は道から逸れるので飛ばして)→3→2→1番、その後近くの道の駅「第九の里」でお昼を食べてJR板東駅から徳島駅徳島駅からバスでフェリー乗り場、フェリーで和歌山港和歌山港駅から電車で大阪なんばまで行きます!10番から1番までは(おおよそ)25kmくらいなので、歩きは約5~6時間だけの楽勝DAY!

 

ちなみにネイトと中山さん(とスーザン)が歩いた「白鳥温泉→與田寺→1番霊山寺」ルートですが、中山さんのブログでも紹介されていましたが、峠道(山道)を迂回して国道と県道から行く方が楽なようです。

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與田寺から下りてきたら山道を行かず、一番右側のルート(海岸沿い)を歩く。遠回りに見えるけど勾配がないので結局早いそうだ。これぞ急がば回れ!?

 

昨日のブログで「10番切幡寺に下りるルートにしたのは、①この日歩く距離をなるべく少なくしたかった、②10番から1番に歩いて戻って感傷に浸りたかった」と書きましたが実はもう一つ理由がありました。それは

 

もう山に登りたくなかった( ノД`)…お遍路をやって山登りが好きになった人もいるんだろうけど、私は逆に、以前は少し山登りに興味があったけど今回お遍路をして「もうしばらく山登りはしたくない!」って思っちゃいました…チャレンジが好きなだけで、山自体が好きとか自然が好きとか、そういうアウトドアな人ではないんだなぁと再確認。パソコンとコーヒーさえあればとことん幸せな、超インドア人間です、ハイ。

 

さて、昨日泊まった「うどん亭八幡」で快適に就寝した私(なぜかああいう狭い空間で寝るのが好き、落ち着く)。朝ごはんを食べて、7時過ぎに出発!まずは9番法輪寺を目指す。

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雲はあるけどなかなかのお天気!この景色も2日目に見たぞぉ~!懐かしい!!

 

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9番法輪寺というと…例のアレです。汚うどんの修行をしたところですね。

 

皆さん覚えておられるでしょうか…まだ初々しい新人遍路だった2日目、法輪寺の前の小さな食堂に入って私の人生38年間で一番不味いうどんを食べる修行をしたことを!!


まぁそれもいい思い出(たぶん…)。貴重な黒KIYOHARAの写真も見れたし、おばちゃんは優しかったし…と思いながら法輪寺山門に近づくと、なんとすでに例の食堂が開いている!

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おばちゃんに話しかける前に法輪寺山門前で撮った写真。遍路ラストDAYでテンション上がりまくり!

 

おばちゃんから「うどん食べていかない?」と声をかけられ「いえ、時間がないんで…(あっても食べないけどな!)…あの私40日くらい前にここでうどん食べて、今日1番まで戻ってるんですよ」と言うとおばちゃんは「あらそう。ならコーヒーでも飲んでく?」と言われたが、そんな時間もないし正直…飲みたくない!

 

「あ、いえ…時間がないので」と断ると「あ、そう。はいはい」と軽く言われそれだけ…2日目は優しいおばちゃんだと思っていたけど、今考えると単に「切幡寺入口の店に荷物を置いていける」と教えてくれただけで、ものすごく優しくて親切というわけじゃなかったしな(けっこう放置だったし)…

 

実は2日目のブログには書かなかったんだけど、私が食べていた時に11番藤井寺近くの「民宿富士」の主人が入ってきて(横山やすし似)ここのうどん屋のおばちゃんと親しげに話していたのだが、その内容がたぶんかなりブラックというか…詳しくは聞こえなかったけどどうやら正規の届け出をしていない?的な、民宿富士のおじさんが「もし聞かれたら○○と言ってとぼけなアカンで」「分かってる、うちだってそんな儲かってないんやから」的会話をしていたのだ。

 

ちなみに、その民宿富士のおじさんにそのお店を出たところで話しかけられ、けっこう急いでいたのに「この先のルートと安全な宿を教えてやるから」とわざわざお寺の休憩所まで行って、15~20分くらい地図やプリントをたくさん貰いレクチャーを受けた(でも正直ネットで探せばすぐ出てくる情報ばかりだった…)その時におじさんが「良い宿に泊まったら、その宿の人に次にどこに泊まったらいいか聞け。悪い宿に泊まったら聞くな。なぜなら良い宿は良い宿同士、悪い宿は悪い宿同士の繋がりがあるから」と言っていて、なるほどそれは一理ある、と思っていたのだが

 

後からネイトが民宿富士に泊まって、ネイトが泊まった中で最低の宿だったと聞いて(詳しくは民宿富士のGoogleマップの口コミを見てみてください。ネイトが詳しくどういう状況だったか解説してくれています…英語だけど…)

 

じゃあ民宿富士(悪い宿)の人が教えてくれた宿情報は一切信用してはいけないということになるな…

 

と思った。悪い宿は悪い宿同士って自分で言ってたしな…

 

しかも法輪寺前の汚うどん屋のおばちゃんとも仲が良かったし…2人とも悪い人ではないんだろうけどさ、でもお客さんに汚いものを出して(または汚い部屋に泊まらせて)平気っていうのは共通してるよな。やっぱ類は友を呼ぶのか…私ももっと人を見る目を養おう。

 

順調に懐かしむ

おばちゃんに素っ気なくされた悲しみを隣のお店にいた犬と遊んで癒し…

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隣の茶店は「うるし茶屋」というそうです。こっちの店の方がよっぽど綺麗だし美味しそうだった…皆さんは山門目の前の汚うどん屋の無料お接待に騙されずに、こっちの「うるし茶屋」の方に入って下さいね…

 

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ラブラドールのキューちゃん。退屈してるみたいで、撫でてあげると喜んでました!可愛い~~犬がいると1時間くらい遊べる。早く犬猫と暮らしたいよ~~(´・ω・`)

 

次は8番熊谷寺(くまだにじ)へ!

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この坂を登って行く。この看板を見て思い出したんだけど、2日目あたりにこの「うどん亭八幡・旅館八幡」の看板をよく見てて「うどん屋なのか旅館なのか?」と思っていたが、正解は「うどん屋であり旅館!」だったのだ!しかも最後自分がそこに泊まることになるとは全く思ってなかった…

 

そして8番熊谷寺山門にて写真!

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ちなみにこの日は山門前で写真を撮るだけで、お寺に参拝はしませんでした。時間ないしね…

 

8番の山門で外国人遍路2人に遭遇(2人とも男性)。フランスから来て昨日始めたばかりらしい。2人ともやっぱりノジュカー。1人はちょっとだけ日本語できるけど、もう1人はまったく…これから色んな困難と出会いが待ってるんだろうな!頑張れ!!とりあえず「ローソンとかファミマにFree Wifiあるから」という、一番重要であろう情報を授けておいた。うん。良いことしたゾ!

 

その後も、1番まで歩く道の途中、少なくとも10人くらい「新人遍路さん」を見かけた。外国人もいたし、日本人の女の子(1人!)もいた。話しかけたのは上のフランス人2人だけだったけど、みんな本当に初々しかった…私も40日前はこうだったな。いや…天気が暑かったからもうちょっとバテバテだったけど…

 

ということで7番十楽寺(じゅうらくじ)に到着!

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この十楽寺の山門はなんだか中華風。佐賀の武雄温泉にも似たような楼門があるよ!なんか似てる…

 

ちなみに武雄温泉の楼門はこちら↓武雄市観光協会のHPより。最近著作権うるさいしな…下にリンクも貼ります)

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武雄温泉楼門 | 見る・学ぶ | 武雄市観光協会

 

7番十楽寺でお手洗いをお借りして(普段はお寺のトイレってちょっと汚めなところが多いので避けるんですが、7番のトイレは宿坊内にあり、リフォームしたてでめちゃめちゃきれい&清潔です。めっちゃ落ち着く!)そこから徒歩10~15分の距離にある懐かしの6番安楽寺へ!

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安楽寺の山門もちょっと武雄温泉の楼門チックね。なんでだろう?

 

6番安楽寺の宿坊は私が初日に泊まった宿で、10kgのリュックに慣れず死にそうになりながら辿りつき、しかも晩ごはんを買い忘れ、しかも夜のお勤め(その日はお勤め代わりのナイトツアー)にも痛む体をおして参加した思い出の場所です。ただ、到着したとき疲れ果てていてお寺を見学できなかったので、今回ちょっとだけ見て回りました。

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黄金の鳳凰が両脇に立つ本堂。立派です。

 

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安楽橋と奥の多宝塔。美しいです。

 

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安楽寺入口の「飛び出し注意」のマーク。子供はともかくお遍路さんは大人だから飛び出しちゃダメです。

 

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聖徳太子が通勤の途中馬をとめてつないだという、その名も「大使駒つなぎの石」。弘法大使に遡ること300年、すでに聖徳太子が四国に霊場を作ろうとしていたんですね。そういえば四国遍路の最中もたまに聖徳太子がちょいちょい出てきてた気がする。

 

聖徳太子といえば思い出すこの動画(お遍路には全く関係ないけど)。個人的にはYouTube史上に残る名作だと思っている。全ての日本人はこの動画を見るべきですね。その名も「history of japan」!

youtu.be

 

6番安楽寺を出て5番地蔵寺まで5km、約1時間。朝だし最後の日でテンション上がってるし、ルンルン気分で歩く。初日はこの5番地蔵寺から6番安楽寺までの道が本当にきつかったんだよなぁ…懐かしい!

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今回、四国のあちこちで見た「朝顔に侵略されつつある地球」…つる性の植物はほんとに恐ろしい。美しいけど恐ろしい。人類が滅びるのをひそかに待っているかのようだ…

 

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花はこんなに美しいんだけどね、見て下さい。この奴らの「車には負けるけど歩行者には負けん!」的、歩行線ギリギリまでの侵入具合を!奴らにはちゃんと脳みそがあるんですよ…人類が滅びるのをひそかに…でもほんと綺麗なんだけどね…

 

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6番と5番の間にある「民宿 寿食堂」、昔からやってるっぽい。右の民家がオーナーの家なのか生活感が溢れ出ている!昭和のかほり漂う民宿のようです…た、たらいうどん!(すっかり「たらいうどん」恐怖症になってしまったかもしれない…)

 

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初日、ここで晩ごはんを買おうとして閉まっていたので結局晩ごはん抜きになった「スーパーデグチ」…結局この日も休み…っていうか、これもう完全に営業やめとるね。

 

そして5番地蔵寺に到着!

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この日はもうずっと「懐かしい懐かしい!」の連続です。髪ぼさぼさだけどな!

 

ここも山門前で写真だけ撮って次のお寺へ…じゃなくて、4番大日寺だけはちょっと逸れて山登りしなきゃいけないのでパスして、3番金泉寺へ直接向かいます!

 

3番金泉寺といえば、お経だけ読んで納経(御朱印を貰うこと)を忘れ往復1時間かけて歩いて戻ったり、その後4番大日寺に行く道を激しく間違えて、危うく虫のエサになりかけたりした因縁の道です。あの、明らかに「旧へんろ道はこっち→」と書いてあった看板は何だったんだろう…?その謎を解くべく、泉は向かった!

 

謎が解けてアワライズ

皆さんは覚えていらっしゃるだろうか?すべてはこの看板から始まった…

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この看板通り右に行って、どこにも出られない迷路に突入したのだ…が…

 

右に曲がってすぐ…あ、あれ??こんなの、あったっけ?

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右に曲がってすぐ、ほんとに数メートルのところに左に曲がる矢印が…

 

初日はこの矢印が(なぜか)全く目に入らず、そのまま直進してしまったのだ。

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やっぱり人って疲れてると視界が狭くなるのね…あと思い込みとか。

 

この正しい道をちょっと入ったところにある看板にはこう書かれてあった。

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今なら断然「舗装路一択で!」と即決できるが(昔ながらの風情のある遍路道=草ぼうぼう、虫&マムシ覚悟の山道、なんだもん)そんなの遍路初日の初心者には分かんないよなぁ…

 

ここでGoogleマップを使ってちょっとルート解説をすると…

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こういう感じ。公式地図推奨のあぜ道ルートは一番上、一応地図上では最短ルート(迷わなければな!)。分かりやすいのは車道ルートだと思う。ちなみに私はその真ん中の「愛染院→」と書かれた看板から右に曲がるルートで行きました。

 

この地図で、4番大日寺まで迷わずに行ける人が1人でも増えることを祈るばかりである…初日からの迷子は精神的に辛いよ!

 

さて、引き続き3番金泉寺までの道を歩く。すると…あ!出た!!徳島珈琲の自販機!

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遍路始めたころによく見てた徳島珈琲自販機。そのうち試してみようと思って結局買わなかったのだ。

 

これは!四国最後の今日試さないでいつ試す!(私の中の陪審員12人)満場一致で財布を出す。もちろん飲むのは徳島コー…ん??

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なんだこれ…エナジードリンク?…アワライズ…??

 

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徳島珈琲とすだちソーダの横で圧倒的存在感を放つAwaRise…これは…行くしかない!!

 

ということで、阿波踊り専用エナジードリンクAwa Rise」ゲットォォ!!!

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レッツ・ゲット・クレイジー・トゥゲザーなドリンクです。ディス・イズ・ジャパン!!! 

 

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「朝まで踊ろや!一緒に踊ろや!」…う、裏切らないっ!これぞクール・ジャパン!!

 

あ、味は普通に美味しかったです。ゆず味のエナジードリンクで飲みやすい。でももう、味とかね…関係ないでしょこれは。パッケージのインパクトね。すごい。

 

焼山寺のY村さん

ここまで四国遍路最終日をルンルン気分でお伝えしていましたが、昨日のブログでも言った通り、実は最後にすごく嫌な思いをすることになったんです。(まあそれは自分が悪いところもある…)その話をそろそろ始めないといけません。

 

始まりは遍路3日目、あの最初にして最難関の遍路ころがし、12番焼山寺を登った時のこと。ブログでも「地元のおじさんがガイドしてくれた」と書きましたが、このおじさん(Y村さんとします、ちなみに70過ぎ)と連絡先を交換していたんですね。なぜかというと、12番を登っていた時に

 

「結願したらまた連絡しなさい。1番近くでお祝いにうどん一杯くらい奢ってあげるから」と言われ、別にタダでうどんが食べたかったわけじゃ全然ないのだが(当たり前だ、そこまで金に困ってないわw)「あ、じゃあ結願近くなったら連絡しますよー」と適当に答えたら(実際は連絡する気はあまりなかった)

 

「ほんとかなぁ…最近のお遍路さんはいつもそうやって『連絡します』と言って連絡しなかったり、住所を教えてくれたので手紙を書いても返事も何もなくて、手紙が届いたのかも分からなかったりするからなぁ…本当に薄情というか…」

 

と言うので「本当ですか、ひどいですね~私はちゃんと連絡しますよ」と言ってしまっていたのだ。まぁ連絡だけ軽くすればいいか(結願しました報告だけ)と思っていた。タダでガイドをしてくれたり、休憩所でコーヒーを沸かして作ってくれたりとてもお世話になったし、優しいおじさんだと思っていたのだが、一つだけちょっと引っかかることがあり…

 

焼山寺に上る途中の休憩所でY村さんとは別れたのだが、別れ際に私が「脚がもうプルプルで、明日筋肉痛がひどそうです(笑)」と言うと

 

「そうだよ~ちゃんと宿で夜マッサージしないとね」と言いながら私の太ももの裏をムギュムギュと2回ほど揉んできたのだ…!!!(今書いてて吐き気がしてきた…)

 

うわっっ!!と飛びのいた私…まぁでもお世話になった手前(←ここ重要、このマインドがダメです)非難もできず「…あぁ、ハイ。宿でちゃんとマッサージしなきゃですね…」と言って別れたのだ。

 

なのに前日、10番近くの「うどん亭八幡」に泊まっていた時「連絡しないとY村さんが『結局あの人も薄情な人だった』と思うだろうな」と思い(あとこの数日前に着信が入ってて返してなかった)、結願の報告と感謝だけを述べたショートメールを送った。すると1分も経たずに電話がかかってきた。

 

翌日の予定を聞かれ、1番まで戻ってフェリーに乗るつもりだと答えると、何時のフェリー?とか、今泊まってるとこがそこなら1番には1時くらいには着くな、とか言われ、結局1番到着後、近くの道の駅で一緒にご飯を食べる約束をしてしまった。

 

こうやって書くとたぶん読者は「なんで??」と思うだろうけど、この時は「そりゃちょっと足とか触ってきたけど基本的にはお遍路さんを助けたい気のいいおじさんなんだろうし、どうせ道の駅でご飯は食べるつもりだったんだから、1人より2人の方がいいし」と軽く考えていたのだ。今まで書かなかったけど、中山さんだって私の腕とか触ってきたりしてたし、触られた瞬間は「え??」と思うけど、何となく自分の中で「そんな、今までこれだけお世話になってるんだから悪いように考えてはいけない。きっと悪気はないんだろう!きっと!!」頑張って思う癖がついてたんだと思う。それはもしかしたらもうずっと昔からかもしれない…それこそ子供の時からとか。

 

とにかく、この日は1番到着後にY村さんと道の駅で会うようになっていた。すると3番金泉寺に向かう途中でY村さんから電話がかかってきた。

 

Y「今どこ?」

私「あ、今3番に向かってるところです!」

Y「あぁ、じゃあ12号から1本入った道か。じゃあその道をまっすぐ来て」

私「え…なんでですか?」

Y「いや、僕も今道の駅に車泊めて3番の方に歩いてるから。そのまま真っすぐきたら途中で会うでしょう」

私「…あ…ハイ。分かりました」

 

と言って電話を切る…なんだろう、この何とも言えないモヤモヤ感…なんで勝手に予定を変えるんだろう。っていうか、なんで一緒に歩かないといけないんだろう…せっかく10番から1番まで感傷に浸りながら歩いているのに、その最後の感動の道を、なんで知らないおじさんと歩かなきゃいけないんだろう…

 

と思い、もう一度Y村さんに電話して「すいません、やっぱり最後の道は1人で感傷に浸りながら歩きたいので、1番終わったら道の駅に行くのでそこで待ち合わせでいいですか?」と言うと「あっ、ああ、全然いいよ。はいはい」と言って電話を切った。勝手に予定を変更しといてこっちがハッキリ断るとすぐ受け入れる(それもなんかドギマギした感じで)…なんだろう、このすごい嫌な感じ…

 

つまりこっち(女)が強く自己主張できなかったら、何も言わず何も聞かずに自分の思い通りのプランに(許可も得ず)こっそりと引っ張り込もうとする感じ??分かる?伝わる?これ…断った瞬間ドギマギしたのは「(こっそり自分の思い通りプランに引っ張り込む計画が)バレた!」と思ったからだろう。あああああああああ気持ち悪い。

 

もうこの瞬間、このおっさんとお昼を食べたくない気持ち1000%だったのだが、今更断るのも角が立つし、まあお昼だけサッと食べて別れればいいやと思い、金泉寺までの道を進んだ。

 

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そんなやさぐれた私の心を癒すかのように存在する面白ショップたち。そう、犬は人間のコンパニオン…じゃなくて「ワンパニオン」だよ。その名も「ムーミン」…あれ、ムーミンて犬だったっけ?え??

 

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お遍路さんを優しく見送る黒い招き猫…

 

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イラッシャイマセ…って逆に不吉だよ!!怖いよ!

 

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このカオスなショーウィンドウ!覚えてるぜ!!金泉寺はもうすぐそこ。ゴン太くん!!

 

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上のショーウィンドウと同じ店。こっちの方が更にカオス…ってか怖すぎ。こどもも怖くて全然110番できないよ…

 

やっぱり号泣のラスト

そして3番金泉寺(こんせんじ)に到着!あと2つ!!

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思い出すなぁ…40日前はここで犬を連れたお遍路さんが、犬を山門前に座らせて写真撮ってたんだよね。犬と来るお遍路も楽しそうだよ!

 

お寺には参詣しないのでどんどん次に行きます!2番極楽寺までも40分足らず!

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めちゃめちゃレトロな廃墟理髪店。たばこ屋部分も相当古い。

 

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贈り物にたばこが喜ばれた時代。「TOBACCO」の文字もレトロで良いね!

 

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鳴門市に入る。終わりが近づいているッ!!(いちいち感動)

 

そしてついに、2番極楽寺(ごくらくじ)に到着…あ、あと1寺!!!

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もう泣きそう…いや、もうちょっと泣いてます。

 

ここから1番の霊山寺まではたったの1.2km、時間にして15分。初日、買ったばかりの金剛杖と慣れない菅笠をかぶり、これから始まる旅への期待に胸をワクワクさせながら歩いた道を、今、四国を1周してきた私が40日ぶりに歩いている。

 

徳島では虫に追われながら焼山寺を登った。マメに泣きながら雨の中病院に行った。嵐の中「南無大師遍照金剛」を唱えながら高知の海岸線を歩いた。熱中症になり文字通り足を引きずりながら足摺岬に行った。松山では15年ぶりに後輩に再会できた。いろんな出会いがあって、いろんなことを学んだ。汗がボタボタ流れて息が切れて、重くて痛くて辛くて「もう無理!」と思いながら進んだ道の中で、息を飲むような美しい景色をいくつも見せてもらった…四国!!!

 

もうダメだった。1番まで歩く道は、もうずっと号泣しっぱなしだった。1人で歩いててよかった。周りに誰もいなくてよかった。車の交通量が多い道でよかった(鳴き声がかき消されるから)。歩きながら、1人でオイオイ泣いていた。

 

そしてついに、1番霊山寺(りょうざんじ)に40日ぶりに戻ってきた!!

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これが本当に本当の最後!!四国八十八ヶ所歩き遍路、これにて完了!!!

 

道の途中で散々泣いたので、着いたときは「やったぁー!!!」と思っただけで涙はもう出なかったです。他の人もいっぱいいるから恥ずかしいしー。1番だけは中に入ってお経を読む。無事に帰ってこれました、ありがとうございます。

 

そしてそして、お遍路さんの中でちょっとした論議となっている「結願して1番に戻った(四国一周した)証に、1番で再び納経するシステムを始めたのは1番の陰謀」問題、つまり「1番だけ納経代が2倍儲かってずるいやんけ」問題に私なりの答えを出した。つまり

 

納経代300円なんて本当にもったいない。マジで自己満でしかない。その分シリア難民のために寄付した方がどれだけ功徳を積んだことになるか。でも、でもね。四国遍路なんて所詮自己満なんだよ。ご利益を求めるのも自己満。お参りする側も自己満なら、お寺側だって商売、お客(お遍路さん)の自己満を満たしてあげる道具や工夫を色々とする商売。もう2度と納経はしないけど(私は他の神社とか行っても御朱印貰わないんです、キリがないから)今回のお遍路の旅だけは

 

納経コンプリートさせていただきます。記念のために!

 

私の中での「結願(納経)コンプリート」はこうだ。①88番大窪寺、②1番霊山寺、③高野山、④京都の東寺、以上4ヶ所の納経プラス「前山おへんろ交流サロン」で貰った⑤遍路大使任命書とピンバッジ、この5つで結願コンプリートとする!!

 

そのため、確かに1番に2回300円を払うのは少し悔しいが、戻ってきた記念で納経をしてもらう。初日に行ったときにちょっと嫌な感じのしたおばちゃんはおらず、とても感じのいい女性の方が「おめでとうございます」と言って納経してくれました。これで私の「四国八十八ヶ所歩き遍路」は完全な終わりを迎えました。高野山は残っているけど、高野山は報告の旅だからね。はぁー…本当に終わってしまった!!

 

Y村のたくらみ

さてさて、感動と、スッキリ感と、嬉しさとちょっとした空虚感と、ミックスした感情を抱えながら道の駅へ向かう。Y村さんに「今から向かいます」とショートメールを打ち、道の駅第九の里へ歩く(徒歩10分ほど)。軽くご飯を食べてさっさとJRに乗ろう、と思っていた。

 

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道の駅は左の建物。正面の洋館はドイツ館という建物で、昔のドイツ兵捕虜収容所に関する博物館だそうです。

 

道の駅に着くと、ワゴン車から出てくるY村さん。「あ、お久しぶりです~」と遠くから声をかける私にニコニコしながらどんどん近づいてくる。え?え??は、ハグ???

 

私も近づいてはいたが(挨拶するために)パーソナルスペースを攻めて来られ「うわっ!」と後ろに飛びのく私。咄嗟に「いやいや、近いです!!近いですY村さん!」と言った。あああああああもう帰りたい!!!!

 

とりあえず道の駅に入る。この「第九の里」では隣にドイツ館があるためか、ドイツビールやドイツの食べ物が(少しだけ)売ってある。ドイツと言えばソーセージ!ということでホットドッグとドイツビールを注文(ちなみにY村さんは隣にいたにも関わらず全く「お祝いに僕が奢るよ」とか言い出す気配ゼロ…いや別に期待してないし言われても断ったよ?でもさ、じゃああの時の「お祝いにうどんでも奢るから連絡して」は何だったのよ?っていうかじゃあ、このミーティング(会議という意味じゃなく純粋に会ってるってことね)はなんなの?なんで私こんな四国遍路最後の最後の記念すべき貴重な時間に、こんな変なおっさんと喋ることで時間を費やさないかんの??)、Y村さんはご飯は食べてきたということでジュースだけを注文し席に座る。

 

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ドイツビール。イライラしすぎて味もう覚えてません。

 

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ホットドッグ。味も別に普通…不味くはないけど。

 

Y村さんと何を話したかというと、これがまた9割自分の話。昨日は何したとか先週はどこ行ったとか…「へぇ~そうなんですかぁ~」と言いながら頭の中ではずっと「なんで私、四国遍路の記念すべき最終日の最後の最後の時間を知らないおじさんが先週どこ行って何したという話を聞いて過ごしているんだろう…」という誰も答えることができない質問を自分に投げかけながらぼーっと聞いていた。

 

私が、少しでも遍路に関したことを話したいと思い「あれからまた他のお遍路さんをガイドされたりしましたか?」と聞くと「いや、あれからはしてないね」と言う。え…37日も経ってほぼ毎日あの辺を山登りしてるって言ってたのに、全然お遍路さんに会わないなんてあり得る?…っていうか、ガイドしてあげるのってもしかして若い女性遍路(決して自分のこと若いと思ってるわけじゃないよ、歩き遍路の平均年齢からしたら若いというだけで)限定??と思った。(でも考えたらそりゃそうだよな…おっさんがおっさんのガイドはしないか。若い男性遍路とかだとあるかもしれないけど)

 

そして焼山寺を登りながらも聞いた、例の「他の連絡してこなかったお遍路さんたち」の話をまた始めた。「みんな番号交換して、結願したら連絡します~なんて言っておいて、してこないんだよねぇ」と言う…そうか。みんな(たぶん女の子)私より全然、人を見る目があるってことだったんだな…こんな、いかにも下心丸出しのオヤジに誰が自ら連絡するかよ!ガイドしてもらうのは、向こうの「若い子と一緒にいたい、話がしたい」願望を満たしてやることと引き換えであって、それ以上何かお礼をしたり、向こうの要求をのんでやる必要はないってこと、みんな分かってたから連絡しなかったんだな…

 

私なんて太ももまで触られてたのにも関わらず、自ら頑張って「いやいや、そんなハズはない。きっとあれはそんな嫌らしいものじゃなくて(めっちゃニヤニヤしとったけどな!)本当に気のいい、優しい親切なおじさんなんだ」って思いこもうとしてたからな…これは本当に問題ですよ。危ない危ない。

 

私が時計をチラチラ見ながら「そろそろ板東駅に行かないと…」と言うと、この近くに大きな神社があって、自分が車で板東駅まで送ってあげるからまだ時間あるし、そこに行こう!と言って立ち上がって車の方に歩き出した…ここまで来て「いや!歩いて1人で帰ります!さよなら!」って言える??…すんごい気のりしなかったけど、ま、じゃあ…って感じで車に乗った…

 

ドイツ館から少し山を登ったところにある大麻比古神社は確かに地元の人たちが初詣に来るような大きな神社だった。歩きだったら道の駅から往復40分かかるような距離だから、車じゃなかったら来られなかっただろう。良かった、参拝できて…と思い車を降りると…

 

後ろのトランクから何かをゴソゴソと取り出しているY村さん。何かと思ったら大きな一眼レフカメラだった…なんで?いつでも来れる神社じゃないの??…まさか、私を撮る…ってこと???は!??

 

神社に向かいつつカメラを警戒する私。ところがカメラをいじくっていたY村さんがいきなり「ああ、しまった…」と言ったかと思うとジーッと音をたてるカメラ。えーーー今時フィルム??しかも間違ってフィルムを巻くボタンを押しちゃったらしい。ということで撮影不可。神様からの警告ですよこれは。

 

大麻比古神社も軽く見学して終了。確かに大きくて気持ちいい神社だったけど、もう一緒にいる人がね…

 

車に戻るとまたトランクでごそごそやっているY村(もう呼び捨てでいいわ)。10秒くらい「??」と思ってみていたが…あ…フィルム交換してる………もうアカンわこれ。

 

「あの…もしかして私のこと撮ろうとか…そういう事だったら、私ちょっと無理なんで…やめてもらっていいですか」

 

というと、すぐに「あ、はいはい」と言って運転席に乗りこむY村。さっき1番まで歩くのを断った時とおんなじ…

 

だーかーらー、何にも言わずに許可を得ずにお前の好きなことしようとするなっつーの!!!!!(# ゚Д゚)

 

あぁ…私察しが悪いのと、人のことなるべく「良い人だ」と思おうとしちゃうだけで、断るときはけっこうハッキリ断れるんだけど、ハッキリ断れない女の子とかって嫌だ嫌だと思いつつこういうキモイ親父に流されちゃったりすんのかな…ってかキモイ。もうマジでキモイ。一刻も早くこの場を離れたい。でももう時間的に歩いて板東駅に行くのは無理だったから、仕方なく車に乗り込む私。車の中で無言…イライライライラ…

 

ちょっと長くなっちゃったけど、結局この後JR板東駅まで送ってもらい、私は「もう帰っていいですよ」と言ったんだけど結局Y村は電車が来るまで私と待ち、電車が来て最後の別れの瞬間を利用してY村がハグとかしてこないよう最大限の警戒をしながら電車に乗り込んだのだった…板東駅を感動に浸りながら離れたかったのに…くっそー!!…いや、これは自分が悪いんだ。人を見る目を養うこと。情けをかけ過ぎないこと。嫌な気持ちがした時はキッパリと断ること。これを心に誓った。

 

最後の最後もまた

せっかく気持ちよく1番まで戻り四国遍路を終えたのに、とても嫌な気持ちで板東駅を去ることに…でもそれは仕方ない。何も実質的な被害がなくてまだ良かったじゃないか!と気持ちを切り替えてフェリー乗り場へ向かう。懐かしのJR徳島駅から(5日目徳島駅のスタバでまったりしたいい思い出!)バスに乗り「南海フェリー前」まで向かう。

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南海フェリー徳島営業所に着いたのが15時45分。フェリーは16時30分発なのでちょうどいい感じ!

 

ちなみに、通常だと大阪の難波まで、徳島港から和歌山港までのフェリー代金2000円+和歌山港駅から難波駅までの電車賃920円=2920円かかるのですが、南海グループの「好きっぷ2000」というのがあって、フェリー代+難波までの電車賃ぜーんぶで2000円で行けちゃいます!難波だけじゃなくて、高野山とか関空とかでも大丈夫みたいです。

www.nankai-ferry.co.jp

 

切符も買い、少し時間が余ったので、食堂で「徳島ラーメン」を食べることに!5日目に家に泊めてくれた優しいSさんと一緒に食べた徳島ラーメン以来、2杯目。次に食べられるのはいつかなぁ…

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フェリー乗り場の食堂だからあんまり期待してなかったけど、けっこう美味しかった!近所にあったら定期的に食べたいかも、徳島ラーメン…

 

船に乗り込み出発を待つ。乗客は乗り慣れた人ばかりなのか、ダッシュでごろ寝できる席(場所?)を取りに行く人多数。他、ビジネスマンも多かった。売店もあるしテレビもあるし、外を見れば海だし、私フェリーもけっこう好きなんだよなぁ(*´ω`*)

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座席スペースはけっこう空いてたので広く使えました。乗り物落ち着くな~、最高!

 

出発間際になり、四国に別れを告げようと(あと写真を撮ろうと)甲板に出る。外の甲板部分にも椅子とテーブルがあるが、そこにいるのはビールを飲みながらタバコを吸っているおじちゃん達ばかり…私が外に出てきたのをなぜかジロジロ見ている。さっきのY村のこともあって「気持ちわるっ!」と思いガン無視して屋上に上がった。

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夕日に照らされる四国…さようなら四国…ありがとう四国!!!(´;ω;`)

 

屋上から見る四国と夕日はすごく綺麗で、船が動き出すところをYouTube用に動画撮ろうとカメラを取り出し撮影していたら…さっきの外でタバコ吸ってた親父2名がビール缶片手にニヤニヤしながら屋上にやってきた…うっっっっっっぜぇ!!!!!!!!

 

カメラを持って撮影している私に「何しとんの~(ニヤニヤ)」と声をかけてくる。私が「すいません、ちょっと動画撮ってるんで。(話しかけんなよ)」と冷たく言い放っても、景色を見るふりをして私の周りをうろつきニヤつきながらチラ見してくる…もーなんなんマジこいつら!!!!キモイキモイキモイキモイキモイキモイ…

キモイ( ゚Д゚)!!!

 

船が出発する瞬間に「バイバイ四国~!」の動画を撮りたかったのに、結局そのおっさん2人の前でそんな動画撮ったらまた話しかけられそうでキモさの限界だったので、出発前に自分の席に戻った………

 

もーそんなのさ、ここで文句言ったってきっとそのキモイおっさんの行動を変えられるわけないからこれ以上文句は言わないけど、せめてこのブログを読んでくれてる若い男の子(いるかな?)がいたら声を大にして言いたい。

 

おっさんになって若い子に話しかけるとき、ちょっとでも「若い子と一緒にいられて嬉しい」とか「ちょっとでも近くにいたい」とか「腕とか脚でもいいから、ちょっとでもいいから触りたい」とか、そういうキモイおっさんにならないように

 

若いうちにしこたま遊んどけ!!!(゚Д゚)ノ

 

1人とかにこだわるな。本当に本気で好きになれる彼女なんてめったに現れないんだから、若いうちから彼女作って結婚してから浮気したり風俗行ったりするくらいなら、若い時は「俺今は誰とも付き合う気ないから」って正直に言って遊べって。最初からそう言っときゃ、それでも会いたいっていう女はそれ覚悟なんだろうからさ。

 

私は韓国にも住んだことあるし、スペインにも住んだことあるし、アメリカ人と働いてたし、外国に出た日本人(女性)がどんだけ尻軽になるかもよーく見てきたし、それを見て常々思うよ。若い頃は遊んだほうがいい。ヨーロッパ人の大学生はまぁすぐ寝るよ。でもなぜか日本人の女の方が「軽い」って思われるんだよな。なぜならヨーロッパ女性は相手を自分で選んでるから。日本人の女は(ヨーロッパ人、つまり白人から)誘われたら誰でもいいから。

 

まぁいいや。この話を遍路日記ブログでしても仕方ない!!(笑) 熱く語ってしまった…お目汚し、すいません。いつかこの続きはメインのアメブロの方で…いつかね。

 

オラ大阪さ来ただ

フェリーの時間は約2時間、いつの間にかぐっすり熟睡してハッと気がつけばもう和歌山港和歌山港駅から乗り換えなし1本で難波まで行く電車に乗る。

 

大阪、難波に着いたのは夜8時。途中から段々電車に人が多くなってきていたのだが、スマホを見るのに夢中であまり気がつかず「あ、難波だ。下りなきゃ」と思って周りを見渡し気がついた…お遍路姿の私、すっごい浮いてるー!!(いやさすがに笠は外してたよ…)

 

難波駅で下りて外に出る…だ、大都会!!!これぞ本当の大都会だ。松山のこと「すげー都会だ!!」とか言ってたけど(そりゃ山から下りてきてすぐだったからそう思ったけど)ごめん松山、難波の方が100倍都会でした(そりゃそうだ)。

 

しかし、私は急いでいた。なぜなら電車の中でスマホを見過ぎてバッテリー残量がなんとあと2%!それに加えて、駅から5分の今夜の宿「Hostel base Point Osaka」がどこにあるか分からない。Googleマップをサッと見てすぐ画面を消す(バッテリーを消費しないように)ちょっと移動してまたスマホ見てすぐ消す、を繰り返し、ようやく当のゲストハウスの看板を見つけ(商店街から伸びた小さな横道にあった)「ここだー!」とその暗く狭い横道にダッと入った瞬間…

 

目の前にあった段にまったく気がつかず、アッと思った瞬間には体が宙に浮いていた。体がほんとに漢字の「大」の字になったまま、アスファルトの道にドーン!ズザザザァァ……(背中に10kgの重し有)

 

 

 

 

…ッ、いってぇ……ハッッ!!!

 

 

 

 

 

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や、やってもたぁーーーーーーーーーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

これiPhone6 plusなんですけど、一度落として画面が割れて、正規のApple店じゃなく街の修理屋さんで直してもらって1万2000円くらいかかったんですね…なので「あぁ…こんな、遍路終わって最後の最後に転んでiPhone割って1万円…」と思い、ガッカリしすぎて転んだまま、狭い裏路地に腹ばいになってiPhone掴んだまま「うぅっ…」と立ち上がれずにいたんです…

 

立ち上がれない私を見た近くのたこ焼き屋のお兄ちゃんが「大丈夫ですか!?」と声をかけてくれたので、涙目で「うぅ…あ、あいふぉんが…(´;ω;`)」と言ったら「なんや、iPhoneかいな」と言って立ち去ってしまった。そう、たかがiPhone、大怪我するよりはいい。されどiPhone…ってか1万円…!!

 

と、もう一度よくよく画面を見る私。あれ…これ…これもしや…もしかして…

 

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割れてるのはガラスフィルムだけで、本体の画面は割れてない!!!!!

 

その瞬間、プラトーン並みに膝立ちになり両手を天に向け

 

「お大師様っ、ありがとうございますっっっ!!!!!」

 

と言いました…でもたぶんそれ、お大師様じゃない…(ガラスフィルム様ね…)

 

ちなみに宿について確認したら、手のひらとか肘とか膝もちょこちょこ怪我してました。特にひどかったのは膝かな?(2ヶ月後の)今もあと残ってます。

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ぎゃふん。でもiPhoneが割れなくて本当に良かったよ~(*´ω`*) 皆さん、ガラスフィルムはスマホの必需品ですよ!!今すぐ買って!!さあさあ!!

 

まとめ

長い。…なぜこんなに細かく書き込んでしまうのか…

 

つーか、今日のブログ、これだけ書いても実は書き足りない!もっともっと文句を言いたい!!ほんとに、ほんとにキモかったんだよぉぉぉ(´;ω;`)ウゥゥ

 

でも翌日にとても良い出会いがあって、そうか、すべてのおじさんがキモいというわけではないんだなという(当たり前の)事実にもう一度気がつけてよかったです。というわけで明日は高野山!また長くなる予感がする…自己満ごめん!

 

これから歩き遍路に出る方のための注意点

  1. 88番大窪寺の納経を貰い結願ですが、1番霊山寺でも希望者には「満願の御朱印」を貰うことができます(通常の御朱印と同じく300円)。もちろん通常の1番霊山寺の御朱印とは微妙に違います。歩き遍路の間では「1番で2回納経させようという魂胆だ、商魂たくましい」などと評判が悪い満願の御朱印ですが、まあそれは自己満の世界なので、あくまでそういうサービスがあるということですのでやりたい方はやればいいかと!ちなみに、88番大窪寺のページの次に「1番札所へのお礼参りのページ」が用意されているのは、1番で販売されている納経帳のみのようです。私は事前にいっぽ一歩堂さんで購入した納経帳だったので、88番の次は空欄、その次に高野山奥の院のページでした。
  2. 1番まで戻ったらフェリーに乗って翌日高野山に行く人。行き方は、まず1番霊山寺最寄り駅のJR板東駅→JR徳島駅徳島駅から4番線の「南海フェリー前」行バスに乗って南海フェリー徳島営業所へ。そこからフェリーで和歌山港まで行き、その近くの宿に泊まって次の日高野山に行ってもいいですし、私のように難波まで行って、次の日難波から高野山に行ってもいいです。高野山への行き方は明日説明します。

 

以上!お疲れ!よく読んだ!よく読んだぞ!!よーしよし。じゃあ、目を休めてくれ!

 

おやすみっ☆